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【開催報告】2025年12月10日「第25回 1ビット研究会」について
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WED 2025- Posted
- 2026年1月21日(水)
第25回1ビット研究会を開催した。休憩をはさんで7件の講演発表があった。
開会挨拶につづき、大石耕史 (株式会社コルグ)により「Live Extremeによる立体音響ライブ配信の最新事情」、米谷昭彦 (名古屋工業大学)・森宜紀 (ソニー株式会社)により「量子化ノイズ先読み型ノイズシェーパーを用いたD/A変換器の開発と製品への応用」、角田直隆 (AES、日本オーディオ協会個人会員)により「ヘッドホンの音響技術概論 ~ヘッドホン音響の基礎、トランスデューサー技術~」、五味佑太・林田怜也・櫻井意織・坂口智弘・及川靖広 (早稲田大学)により「高速1bit信号の処理と再生デバイスの開発」と題し講演が行われた。ハイレゾに対応した動画ライブ配信システムを用いた立体音響配信の実例、ワイヤレスヘッドホンへの再量子化ノイズ先読み最適化の導入、ヘッドホン音響の基礎との最新動向、マルチビット信号に変換することなく実現可能な高速1bit信号処理の提案、高速1bit信号再生デバイスの開発とオープンソース化が報告された。
ここで休憩を挟み、参加者の情報交換の時間とした。休憩後は、久保陽太郎 (Sakana AI)による「大規模言語モデルは音声研究をどう変えたか」、西尾文孝・照井和彦(元ソニー株式会社)よる「スーパーオーディオCDビフォー・アフター ~ ハイレゾデジタル物語」、山﨑芳男 (早稲田大学 名誉教授)による「1bitのあゆみ ~迷信は克服されたか~」の発表が行われた。高速1bit信号処理の理論や研究開発について振り返るとともに、音響信号処理と大規模言語モデルの未来について幅広い話が展開された。
閉会挨拶後にもフリータイムを設けたところ、参加者の情報交換が盛んに行われていた。150名を超える参加者があり、非常に活発な質問、幅広い内容が議論された研究会であった。
