【開催報告】2025年11月5日「施工BIM シンポジウム「今こそ施工BIM を見つめ直そう！」」について

施工BIM シンポジウム 「今こそ施工BIM を見つめ直そう！」を早稲田大学西早稲田キャンパスにて開催した。

当日は、石田航星准教授（早稲田大学）による活動報告「大きな協調と小さな協調」に始まり、基調講演では田村 篤氏 （建築研究所）より 「施工BIM×社会システム―施工者の価値を見える化する」、 事例紹介では菅野 葵 氏（熊谷組）より「作業所で取り組むBIM とその課題」、早野 智音氏（長谷工コーポレーション）より「現業のBIM 課題―BIM データ運用で目指したいこと」、三戸 景資氏 （清水建設）より「BIM とプロセスのオープン化」のご講演を頂いた。

パネルディスカッションでは実務者ならではの視点から活発な意見交換が展開された。質疑応答では、現場が直面する具体的な課題や期待が数多く寄せられ盛況であった。

本シンポジウムは、施工BIMの価値を再確認し、その普及や高度化に向けた議論を前進させる重要な一歩となった。

終了後の懇親会も盛況で、参加者同士の交流が深まり知識を共有し今後の連携につながる有意義な機会となった。