2024年5月17日(金)、(一社)ターボ機械協会の2024年度第90期通常総会が、早稲田大学西早稲田キャンパスにて開催されました。
総会では、2023年度の事業報告、次年度計画が報告され、講演会は3室に分かれて、各部屋2~3のセッションが開かれました。第1室では、<性能・効率・損失>、<水車>、<流れの可視化>、第2室は<モデリング・シミュレーション・設計>、<圧縮機・タービン>、<吸込水槽・流体軸受>、第3室は<キャビテーション>、<振動・騒音>について発表や議論がされました。
セッション後のプログラムは、57号館に移動し、最先端の研究・技術についての情報にふれる場を大学内で提供することを目的に一般公開し、学生、OBなど多くの方にご参加いただけました。また、ターボ機械協会助成金の受賞者からは、受賞した研究の目的、結果についてのご報告と講演が行われ、特別講演では、「ターボ機械のCFDの現状と今後の展望」をテーマに、40年以上にわたりCFDの開発と応用の経験のある加藤千幸先生(前東京大学)にご講演いただきました。
プログラムの最後は、協会賞(論文賞、技術賞)、各種研究助成金の表彰式が行われました。表彰式の中では、今回の講演会において優れた発表をした若手研究者に対して若手優秀講演賞の表彰、賞状の贈呈も行われました。
講演会、研究助成金のご報告、特別講演会、いずれの講義、発表においても活発な質疑応答と意見交換が行われ、参加の皆様にとって有意義な時間になりました。