世界的な食料不足の解消や持続的な食料供給に加え、社会からは安全かつ健康的で豊かな食材の供給が求められており、それら解決策としてフードテックに大きな期待が寄せられている。代替肉や昆虫食のような新たな食品開発や植物工場や陸上養殖による付加価値の高い食材の増産など多面的に検討がなされている。その中で、培養肉技術は動物福祉を実現する食肉生産方法であり、世界的な食料需要に応える重要な技術でもある。しかし、こうした技術が社会実装されるには、それらを受容する人や社会の理解に加え、いくつかの規制や法的課題がある。本勉強会では、フードテックの現状や課題について紹介し、文と理の垣根を超えた議論の場を提供したい。
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概要
- 主催:早稲田大学理工学術院総合研究所
- 協賛:バイオインダストリー協会(JBA)、新化学技術推進協会(JACI)
- 日時:2022年8月26日(金)14:00~16:00
- 開催方法:Zoomウェビナー
- 参加登録:こちらから申請をお願いいたします(参加登録いただいた方にZoomの接続先を連絡します)
- 申込期限: 2022年8月26日(金)12:00
14:00-14:05 開会挨拶
早稲田大学理工学術院総合研究所 木野 邦器 所長
14:05-14:15 趣旨説明
WERS第5回勉強会コーディネーター 坂口 勝久
14:15-14:40 講演1 藻類・動物細胞を用いたバイオエコノミカルな培養肉生産システムの開発
早稲田大学大学院先進理工学研究科生命理工学専攻 坂口 勝久 准教授
14:40-15:05 講演2 ネットモールド法による本物の食肉に近い培養肉の製造
ティシューバイネット株式会社 大野 次郎 CEO
15:05-15:30 講演3 昆虫を起点とした循環型食料生産の実現に向けた学際研究の最前線
早稲田大学総合研究機構 片岡 孝介 次席研究員(研究院講師)
15:30-15:55 講演4 持続可能な「食」を取り巻く世界的動向
早稲田大学政治経済学部 下川 哲 准教授
15:55-16:00 閉会挨拶
早稲田大学理工学術院総合研究所 副所長 高橋 大輔
総合司会
早稲田大学理工学術院総合研究所 上級研究員 荒 勝俊
※プログラムの内容は予告なく変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
お問合せ
理工学術院総合研究所 wers◎list.waseda.jp
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