Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】2022年3月11日「スマート製造とフィールド情報ユーザセミナ2022」について

本ユーザセミナは,産業用フィールド通信技術のベンダーとユーザーの情報交換の場として毎年開催している.2021年度の本セミナーのパネルディスカッションテーマは,「スマート製造のためのデータ活用における課題と展望」とした. 国内で整備が進められているデータ連携基盤であるDATA-EXを先導する一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)の会長で,東京大学大学院情報学環・教授の越塚登先生に「分野を超えたデータ流通の実現に向けて~DATA-EXのコンセプトとDSAにおける取組」と題した基調講演をお願いした.世界におけるデータ基盤への取り組みの考え方,日本の戦略として,どのような方策を進めるべきかなど,多彩な話題をご提供いただいた.近い将来の戦略として,国としてデータ基盤を整備し,海外と条約締結してデータ主権を担保する方策が必要であること,ESG情報や温室効果ガス排出量の取引などのデータは,ビジネスを進める上で必須のデータであることや,データ連携基盤すなわちデータ流通の中間領域は協調して構築すべき領域であることなどを訴えられていた.
パネルディスカッションでは,IONLの3セクションの代表に加え,旭化成株式会社の重冨昭仁様,株式会社テクトロニクス&フルークの高橋英治様,NTTコミュニケーションコミュニケーションズ株式会社の境野哲様に参加いただき,製造現場におけるデータ活用に向けての課題とその展望について議論が交わされた.

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