Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】2021年11月6日「カーボンニュートラルに向けた熱エネルギー利用の可能性と課題」について

日本の最終エネルギー消費のうち直接的な電力としての利用は26%で、残りの70%以上が化石燃料を用いた熱利用です。その一方で、全体として投入された一次エネルギーのうち6割以上が最終的に熱として廃棄されています。また、再生可能エネルギーの大量導入に伴って必要となる蓄エネルギーの手段としても熱エネルギー利用が注目を集めています。このような状況を考えると、カーボンニュートラル実現にとって、生産プロセスにおける熱利用の脱炭素化や排熱など未利用熱エネルギーの活用は、避けて通れない課題であると言えます。本シンポジウムでは、技術コスト、利便性、インフラ整備などの点で不利な条件が多く、進展への道筋が見えにくかった熱エネルギー利用の可能性と課題を考え、その重要性への理解を広めることを目的として開催しました。4名の講師を招き、各分野での取組事例などを交えながら、現状の課題と可能性についてご講演頂きました。各講演後、更にパネリスト1名を加えて講演者とともに総合討論として活発に意見を交換しました。会場とオンラインで200名超の参加者となり、盛況に開催されました。

 

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