Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】早稲田地球再生塾ウェビナー「第6期科学技術・イノベーション基本計画が拓く未来~カーボンニュートラル時代を切り開く科学技術~」(2021年9月10日)

内閣府は、2021~2025年度の5年間の科学技術政策の基本方針である「第6期科学技術・イノベーション基本計画」を2021年3月26日に閣議決定した。「国民の安全と安心を確保する持続可能で強靭な社会への変革」「知のフロンティアを開拓し価値創造の源泉となる研究力の強化」「一人ひとりの多様な幸せと課題への挑戦を実現する教育・人材育成」を推進するとしており、アカデミアにおける貢献も求められている。

早稲田地球再生塾(WERS)では、こうした科学技術政策の転換期を迎えるに当たりアカデミアとしての課題や今後の展望を議論する場として、2021年9月10日に「第6期科学技術・イノベーション基本計画が拓く未来 -カーボンニュートラル時代を切り開く科学技術-」と題し、早稲田地球再生塾ウエビナーシンポジウムが開催された。

最初に、理工学術院総合研究所の木野邦器所長から開会の挨拶を頂いた。

理工学術院総合研究所 木野邦器所長

続いて、基調講演として内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局参事官(統合戦略担当)の樋本諭氏より「第6期科学技術・イノベーション基本計画」の成り立ちと骨格、ならびに基本計画のポイントについてご講演を頂いた。【当日資料】内閣府_樋本諭参事官

内閣府 樋本諭参事官

最初の講演は、最先端ICT基盤研究所の甲藤二郎所長から『DXによる課題解決~ICTによるカーボンニュートラルの実現~』と題して、IoTによる省エネ化や省炭素化に向けた研究が紹介された。【当日資料】最先端ICT基盤研究所_甲藤二郎所長

最先端ICT基盤研究所 甲藤二郎所長

続いて、フロンティア機械⼯学研究所の草鹿仁所長から、『カーボンニュートラルへ向けた次世代モビリティの現状と課題』と題して、運輸におけるカーボンニューラル対策におけるアカデミアとしての技術開発の現状が紹介された。【当日資料】フロンティア機械工学研究所_草鹿仁所長

フロンティア機械⼯学研究所 草鹿仁所長

最後に、持続的未来社会研究所の柴山知也所長から『再生可能エネルギーを重視した電力システムモデルと洋上風力発電』と題して、土木工学・都市計画の視点からのカーボンニュートラルに向けた研究が紹介された。【当日資料】持続的未来社会研究所_柴山知也所長

持続的未来社会研究所 柴山知也所長

休憩を挟んで、登壇者によるパネルディスカッションが行われ、『第6期科学技術・イノベーション基本計画で拓く未来の在り方』に関して討議がされ、具体例なども含めて今後の進むべき道を参加者全員で共有する機会となった。

最後に、研究院の高橋大輔副研究院長より閉会の挨拶があった。国の政策に対して大学の研究成果を企業を介してどの様に社会実装していくかを議論する良い機会であったと締めくくられた。

研究院 高橋大輔副研究院長

(早稲田大学理工学術院総合研究所 荒勝俊)

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