本コロキウムでは､科学技術の社会実装の方法論や化学が貢献できる社会的課題および化学技術の社会実装例を学ぶとともに、具体的なテーマを設定しながら、課題解決のシナリオを議論し社会との連携・協働を図る事を目的とします。
今回は、早稲田大学 政治経済学術院の有村俊秀氏に「脱炭素社会におけるカーボンプライシングの活用法」の演題でご講演いただきます。続けて、当研究所のRégis Guégan准教授より「Hybrid materials based on colloidal association of inorganic and organic phases showing functional properties」を発表します。脱炭素社会の実現に向けた経済・社会の設計と、技術面で化学が如何に貢献するかを議論します。
日時・会場
2021年10月22日(金) 16:00～18:00
オンライン開催（Zoomアドレスをお申込み頂いたメールアドレスにご案内します）
内容
16:00- 講演
早稲田大学 政治経済学術院・教授 有村俊秀氏
「脱炭素社会におけるカーボンプライシングの活用法」
脱炭素社会に向けてカーボンプライシングの役割に注目が集まっている。本講演では、カーボンプライシングの仕組み、意義、効果について説明し、脱炭素社会におけるカーボンプライシングの活用法について論じる。
17:30- 研究所発表
応用化学専攻 Régis Guégan准教授
「Hybrid materials based on colloidal association of inorganic and organic phases showing functional properties」
In this contribution, I will present my research activities, in close collaboration with the group of Professor Sugahara, focusing on the understanding of the stability of colloidal phases showing liquid crystalline (LC) assemblies: the association of inorganic nanosheets of different nature (graphene oxides, clay minerals, double hydroxide layer…) and nonionic surfactants. The association of LC colloidal phases may lead to highly oriented films for energy storage, host matrixes for the preservation of biomolecules, reinforcers in polymer-based nanocomposites, and novel adsorbents for the removal of contaminants in water remediation strategies.
主催
理工・重点研究領域 先端化学知の社会実装研究所
共催
化学工学会 SDGs検討委員会
後援
理工学術院総合研究所 早稲田地球再生塾
参加費
無料
参加申込
こちら（申し込みフォーム）よりお申し込みください。
お問合せ先
早稲田大学 応用化学科 野田 優
noda◎waseda.jp
※「◎」を「＠」に置き換えてお送りください。
