本企画は、第2種行事としては3回目のイベントであり、2020年1月11日、18日の2回にわたり、日本のトップクラスの病院の教授を特別講師としてお招きして早稲田心臓外科塾を開催した。第1回目は早稲田発キャンパスベンチャーが開発した冠動脈バイパス手術訓練機(BEATとYOUCAN)使用して若手心臓外科医が吻合手技トレーニングを行い、第2回目はWET Labの開催で定評のあるエドワーズ社の協力を得て、僧帽弁の形成手術の訓練を行った。ここでは、さまざまな施設における吻合術を学ぶことができ、学閥にとらわれないで、第一線で活躍する熟練医から指導を受けられることにより、外科医にとっての訓練環境の選択肢を増やすことにつながり、また熟練医の経験を直接次世代につなげることができた。さらに早大理工研の名のもとに、医学部を持たない早稲田大学でのユニークな取組を内外に紹介する絶好の機会となった。