本コロキウムでは、科学技術の社会実装の方法論や化学が貢献できる社会的課題および化学技術の社会実装例を学ぶとともに、具体的なテーマを設定しながら、課題解決のシナリオを議論し社会との連携・協働を図る事を目的とします。
今回は、化学分野でSDGsに先導的に取り組まれている東京大学・平尾雅彦教授にご講演頂き、SDGsに向けた化学の役割を議論します。
日時
2019年6月3日(月)16:00~17:30
会場
早稲田大学西早稲田キャンパス 63号館2階05会議室
(キャンパスマップはこちら)
講師
東京大学 平尾雅彦氏(工学系研究科・教授)
演題
SDGs達成に向けた化学技術への期待
「持続可能な開発目標」(SDGs)は、17の目標からなり、People, Planet, Prosperity, Peaceのための目標をPartnershipで実現することを目指している。SDGsは、すべての関係者の行動を求めているが、産業に対しては課題解決のための創造性とイノベーションの発揮を期待している。化学産業の社会貢献は、産業活動にともなう環境負荷の補償という発想から、イノベーション、すなわち化学知によってソリューションを提供する形に転換することが求められている。コロキウムでは、どのように転換できるか、どのようにSDGsに貢献できるかを議論したい。
主催
理工・重点研究領域 先端化学知の社会実装研究所
共催
化学工学会 社会実装学研究会
化学工学会 SDGs検討委員会
後援
参加費
無料
お問合せ先
早稲田大学 応用化学科 野田 優
noda◎waseda.jp
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