2018年12月17日(月)14:30より63号館03会議室にて、「理工総研が募集する次席研究員 2018年度 第2回成果報告会」を開催しました。本報告会は10月嘱任の4名による研究計画発表、嘱任3年目の3名による研究報告がなされました。
発表に先立ち、理工総研所長木野邦器教授より、本制度の位置づけや、専門を超えた人脈形成の重要性について挨拶がありました。
続いて、次席研究員がそれぞれ自身の研究計画、内容や成果について報告し、その後質疑応答を行いました。発表者、研究題目は以下の通りです。
<研究計画>
太田英介:高エネルギー中間体を経由する結合開裂反応の開発
尾方壮行:咳飛沫・飛沫核への近距離曝露による感染症伝播現象の解明
町田光史:海綿内微生物の微生物間ケミカルコミュニケーションの解明
リ・モーチェン:カーボンナノチューブのリチウムイオン電池の電極材料応用
<研究報告>
木谷建太:ベトナム阮朝期建築生産組織に関する史料調査研究
松吉大輔:非侵襲脳活動制御による認知機能向上
柳澤優香:任意精度演算を用いた数値計算手法とその応用
活発な質疑応答では、発表内容に関する内容を通じて、お互いの情報共有を積極的行うとともに、発表者への今後の研究に関する期待の声もあがりました。
なお、前回第1回で発表した次席研究員は、司会など今回の発表者のサポートに回り、円滑な運営に努めました。
最後に理工総研所長、理工総研副所長(天野嘉春教授、高口洋人教授、高橋大輔教授)より講評があり、発表方法や、研究成果広報、次席研究員同士の相互理解の重要性など多岐に渡ってコメントがあり終了しました。