スマートシティ実現のための次世代交通システムに関する研究

スマートシティ実現のための次世代交通システムに関する研究
Posted
2020年5月19日(火)
  • 研究番号:18P11
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2018年04月〜2021年03月

代表研究者

森本 章倫 教授
MORIMOTO Akinori Professor

創造理工学部 社会環境工学科
Department of Civil and Environmental Engineering

URL:http://www.civil.sci.waseda.ac.jp/professors/akinori-morimoto

研究概要

街づくりを支える重要インフラである公共交通システムについては、構想・基本設計の段階からまちづくりと一体的に検討を進める必要があり、インフラ建設には巨額投資と長期間が必要なうえ、一旦建設してしまえば原則後戻りはできない性格のものであることから、初期の段階で極力リアリティの高い検討を行い、最も効率的な仕様とその効用を定量的に評価できるツールが強く望まれている。

そこで本研究では、次世代型路面電車システム(LRT; Light Rail Transit)を軸とする交通システムをサイバー空間に実現するモデリングツールの開発を行う。これにより人の移動によるCO2の排出量、交通流動量、道路混雑量を時空間的に評価することが可能となる。

また、本研究によって開発するモデルは、先行するCRESTのプログラムにおいて開発中である、電力インフラをサイバー空間に実現するモデリングツールとの統合を想定している。以上によって2大インフラである電力・交通システムを評価可能である電力・交通システム統合モデリングツールの開発を行う。

年次報告