School of Political Science and Economics早稲田大学 政治経済学部

News

ニュース

多様な国籍の学友との出会いや議論をとおして世界を見る目が変化した

酒井 志菜

国際政治経済学科4年 東京都立白鴎高等学校出身

入学直後に留学を志す。準備も念入りに

入学してすぐ、大学での経済の授業に感動し、他国からの経済の見方を知りたい、多様な考えを持った学生と対等に意見を戦わせることができる能力が欲しいと思い、留学を志すようになりました。なので、入学当初から留学準備を開始。元々リスニングが苦手だったので、TEDを毎日1時間聞くことを習慣にしました。留学にはTOEFLの点数も必要だったため、TOEFL専用の単語帳等で対策もしていました。オランダへの留学が決まった後は、同じオランダに留学していた先輩に聞いて情報を集めていました。

留学先としてオランダを選んだのは、欧州は移民も多く、多種多様な民族が集まっていること、特にオランダは日本で禁じられていることが合法とされていることから、その国で暮らす人がどのように考えているのかについて知りたいと思ったからです。

留学中に印象に残った授業は「公共経済学」。国民所得を最大化する政策の仮説を立て、シミュレーターを使用し、検証しました。仮説と検証結果に対して、後日ディスカッションを実施。学生の高いレベル感に圧倒されたこと、学問が政治的な提言とリンクしているというイメージを掴めたことが印象に残った理由です。

留学経験により自分の意見を明確に持てるように

多様な国籍の学友と出会えたことが、留学の一番の収穫だったと思います。留学先が欧州だったこともあり、少し遠出をすると、様々な国に行くことができたので、休日を利用し、友人らと周辺諸国を周りました。
なかでも心に残った都市は、授業で仲良くなった友人に案内してもらったトルコの首都・アンカラです。トルコは交通インフラがほとんど発達しておらず、車道が頻繁に渋滞になることを目の当たりにしました。
また、経済状態の関係でベトナムからスウェーデンに移住しようとしている友人に出会うなど、社会問題との距離の近さも留学で実感しました。

留学を経て、自分の中での大きく変化したこと、成長したと感じることは、自分の意見を明確に持つようになったことです。
クラスの半分が留学生であり、それぞれが各国の情勢や考え方に関心を持っていました。そのため、「日本の政治はどうなっているのか?」といった質問を頻繁にされ、自国に対する考えも深まっていきました。寮では1フロアに16人いて、一人ひとりの生活スタイルの違いに驚きました。
休暇中のボランティアや旅行、環境問題に関するスタンスの違いからヒートアップした友人との議論など、様々な経験を積んだお陰で、世界を見る目が変わりました。

 

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fpse/pse/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる