Graduate School of Public Management早稲田大学 公共経営大学院

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「インターンシップ(国会稲門会)」体験レポート

公共経営大学院
長内 紳悟

インターンシップ(国会稲門会)

IMG_0856春学期履修科目として2012年4月から8月の期間で週に一度、国会議員の先生のもとでインターンシップをさせていただきました。
受入れ先の希望につきましては、科目担当教員である江上教授、藤井教授の両教授と相談を重ねながら決定しました。先生方から、自分自身が問題意識をもっている地方自治の分野において、とくに国の地域主権改革に携わっておられる国会議員の先生のもとで学ぶことがよいのではとのアドバイスをいただき、民主党政権発足時から地域主権改革において総理補佐官、総務政務官として改革のキーパーソンとなり、さらに全国で初めてまちづくり基本条例(自治基本条例)を制定した北海道ニセコ町の元町長としても広く知られている逢坂誠二衆議院議員(民主党総括副幹事長)のもとでのインターンシップを希望しました。受け入れにあたっては代議士ご本人との直接面接を経て正式に決定されました。

このインターンシップ「国会稲門会」では、インターンシップはもちろんのこと、それを支える講義が用意されており、自分がインターンシップを通して何を学びたいのか、どういったことに問題意識をもっているかなど講義を通して深めていくことができます。さらにインターンシップに行ってからも進捗報告に対するアドバイスなどフォロー体制がしっかり取られています。

インターンシップの現場では、おもに議員会館にある代議士事務所における秘書業務に従事し、出席会議等の資料整理や資料作成などの内部事務を行いました。また、国会議事堂内の党幹事長室内にいることが多かった逢坂代議士と同行する業務もあり、代議士が出席する会議・会合、省庁レク(中央省庁の官僚による事業等の説明)、陳情要望などへ同席することもありました。

間近で逢坂代議士が活動している姿を見、そこでの議論であったり会話であったりは非常に質の高い内容であり、これらを分刻みで行っていることに驚きと尊敬の念を強く抱きました。

さらにインターンシップの期間中は、ちょうど税と社会保障の一体改革、いわゆる消費税増税で国会内が大きな揺れ動いている最中であり、その緊張感というものを感じられたことも一つの成果でした。インターンシップを通して、国会議員の方々が早朝からさまざまな勉強会を開催し、そして日中は国会での議論、その後もさまざまな会議・会合が夜遅くまで続くという「毎日が真剣勝負」の世界を目の当たりにしました。命がけで取り組んでいるこういった姿勢は、自分自身の仕事に欠けていた姿勢であり、最も見習うべき基本です。本当に学ぶべき事が多かったインターンシップでした。

(2012年10月16日掲載)

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