法学研究者への道
法学研究科修士課程1年 西村 剛輝
◆早稲田大学高等学院卒業 ◆2020年度司法試験合格 ◆2021年3月法学部卒業
刑法の面白さにひかれ、研究者へ
高校時代、ある一冊の刑法の本に出会い、「なんか面白そう。もっと刑法について勉強してみたい。」と思ったのが、私が法学部へ入学したきっかけです。法学部では、自らの興味がひかれる授業を受講しつつ、それと並行して司法試験のための勉強をしました。結果的に、法学部で様々な授業を取り、そこで多くの学問分野に触れた経験が、私の今の進路につながっているように思います。と言いますのも、法学部を卒業後、法学研究科へと進学した動機の一つに、「刑法と民法との関係性」の探究があります。法学部において様々な法分野を学修し、それらが交錯する領域において抱いた疑問が、法学研究科での研究対象へとつながりました。
このように、法学部では数多くの授業を受講することができ、それぞれに学びがあります。自分の興味・関心をひく学問分野に出会える可能性が多分に広がっているのが、法学部の魅力であるように思います。
法曹への道
第74期司法修習生 三浦 尚樹
◆千葉県立船橋高等学校卒業 ◆2020年度司法試験合格 ◆2021年3月法学部卒業(3年次早期卒業)
早稲法での学び
私が司法試験に合格し3年卒業することが出来たのは、早稲田大学法学部という環境によるところが大きかったように思います。
まず、何より、集まってくる学生が優秀でした。
多種多様に優秀な仲間と自主ゼミを組むなどして共に勉強することによって、質量共に高いレベルで法律の学修を進めることが出来ました。
また、授業が充実していました。授業には、大別して、講義と演習(ゼミ)がありますが、講義では、基礎的かつ汎用的な知識を網羅的にインプットすることが出来、演習では、インプットした知識を問いに応じて適切な形でアウトプットする能力を身に付けることが出来ました。
さらに、物的環境が整っていました。法学部の学生読書室に行けば、学修に必要な文献は大概手に入りましたし、閲覧スペースも広く自習に適していました。
以上のとおり、早稲田大学法学部は、法律の学修に適した環境であり、殊に法曹を目指される方にはお薦めの場所であると思います。
※この記事は、2021年7月時点での情報に基づいています。