学歴・学位
- 東京大学法学部 学士
経歴・資格
- 国際憲法学会副会長、 全国憲法研究会代表、 日本公法学会理事長
研究テーマ
憲法の基礎理論に関する研究を遂行する一方、情報法制をはじめとする先端科学技術分野に関わる研究も行ってきました。そのほか、戦争に関する法理論および道徳理論に関する研究も進めています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
憲法を研究しようと考えたのは、いろいろな法分野の中でも、憲法がもっともよく分からない学問分野だと考えたからです。もうすぐ定年という年齢になりましたが、最近になってやっと、憲法はこういうものかということが分かってきたような気がします。
目指す教育
憲法学は法律学の一分野ですが、法律学は、人間社会を律する道徳の一分野です。人として社会の中で生きていく上で、守るべきルールはなにか、どのような点に着目して自分の行動のあり方を律するべきかを判断するには、人としての良識を養う必要があります。法律学はいろいろなことを覚えなければならない大変な学問ですが、それを適切に使うために何より大事なのは、人としての良識を養うことです。そこのところを理解できる学生さんを社会に送り出していくことができればと考えています。
現在担当している科目一覧