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平安朝文学研究会 2023年度 第1回 研究発表会

平安朝文学研究会 2023年度 第1回 研究発表会
Posted
Tue, 08 Aug 2023

安朝文学研究会 2023年度 第1 研究発表会

 

日  時:2023年9月30日(土) 13:00-17:40

会  場:早稲田大学戸山キャンパス 33号館 16階 第10会議室 Zoomミーティング 併用》

研究発表:(13:05~17:40)

 

〈13:05より〉

馮 辰鋮早稲田大学大学院文学研究科 修士課程

「即憶文殊亦好文」――藤原在衡と良源の唱和詩について――

安和二年の粟田殿尚歯会の後、主催者の藤原在衡と当時の天台座主良源との間で唱和詩が取り交わされたが、在衡の「即憶文殊亦好文」の句にはまだ不明な点が多い。本発表では該当句の新たな解釈を起点とし、在衡と良源の人間関係と漢詩文における文殊師利菩薩の詠まれ方の分析を通して、該当唱和詩と尚歯会の関係を考察したい。

 

〈14:10より〉

デボラ・プライス(カルフォルニア大学ロスアンゼルス校 博士課程)

『蜻蛉日記』における「空間」と「場所」 ――二つの贈答歌群を中心に――

   『蜻蛉日記』における歌のやり取りで、「空間」と「場所」はいかなる意味をもつだろうか。長歌の贈答であれ短歌の贈答であれ、道綱母は空間・場所意識の重要性を主張しているようであり、その理由を考察してみる。作者が、空間・場所、地名、人物相関、語り方などのトポスを利用しつつ、自分の社会的な権利を主張しうる世界をつくり出している可能性をとらえたい。

 

〈15:30より〉

前田みどり早稲田大学大学院文学研究科 修士課程

 子の養育からみる『夜の寝覚』の展開

平安中期以降、父方親族による子の養育への介入が父子関係を強化し、物語文学もその影響を受けた。『夜の寝覚』においてはまず、父親が〈病〉によって娘・寝覚の君と共振を試みる親密な親子関係が生じた。そして、母親となった寝覚の君は、生まれた我が子を手放すことを強いられたのであった。本発表では、これらの点に注目して『夜の寝覚』の物語展開をとらえてみる。

 

〈16:35より〉

八木愛理(早稲田大学大学院文学研究科 修士課程) 

『源氏物語』の英訳における女性の描き方 ――ウェイリー訳を中心に――

『源氏物語』の英訳では、翻訳当時の時代背景や翻訳目的によって原文と異なる女性の描かれ方がなされている場合がある。本発表では、イギリスの東洋学者・アーサー・ウェイリーによる『源氏物語』の英訳作品を主に取り上げ、加筆・省略・強調などから、翻訳者の女性の描き方に対する姿勢を捉えてみたい。

 

 

◆ 研究発表会への参加申し込み方法

参加をご希望の方は、事前予約が必須です。9月28日(木)までに、事務局([email protected])へ必ず電子メールでお知らせください。その際、会議室での対面参加、Zoomミーティング利用による参加のいずれを希望されるか、必ず明記してください。簡潔な要件のみで結構です。

なお、会員以外の皆様のご参加も受け付けます。ただし、電子メールでのお申し込みに際して、必ずご所属(もしくは旧所属)を明記してください

お申し込みをされた方々には、事務局より留意事項などを記したお返事を送信いたします。

 

お問い合わせ先 平安朝文学研究会 事務局  担当: 陣野英則

E-mail : jinno●waseda.jp

    *上記の「●」を「@」に置き換えてください。

以 上