文化構想学部・文学部では、学部4年間の集大成として、それぞれゼミ論文・卒業研究・卒業論文を執筆します。12月10日・11日の2日間は、卒業研究と卒業論文の提出日でした。提出会場やキャンパスの模様を少しだけご紹介します。
11日は、午前中は大荒れな天気でしたが、午後からは回復しました。戸山キャンパスのスロープでは、メタセコイヤからの木漏れ日が、地面に落ちた落ち葉を照らし、幻想的な情景となりました。
広い会議室いっぱいに並べられた論文は圧巻です。体裁が決まっており、ハードカバー(卒業研究の一部を除く)製本して提出しなければなりません。「電子書籍がある時代なのに、わざわざ製本するの?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、両学部では第一文学部からの伝統を受け継ぎ、現在でも製本を必須としています。
ちょうど、文学部の心理学コースの学生さん達が提出に来ていたので、写真撮影をさせていただきました。提出を無事に終えて、満面の笑顔を見せてくれました。みなさん、お疲れ様でした!
受験生の皆さんも、4年後にはこの会場でお会いするかもしれませんね!その際は、ぜひ皆さんの一番の笑顔を写真におさめさせてください。
~ご参考~
- ゼミ論文(文化構想学部)
論系ゼミで深めた専門性と創造的な視点に基づいて、担当教員との綿密な指導を通じて1年間(2セメスター)をかけて書き上げます。各論系ゼミごとに、研究テーマにそった執筆計画がとられ、提出の期限や方法も異なります。
- 卒業研究(文化構想学部)
論系ゼミで設定されている学術分野や研究テーマにとらわれることなく、あらゆる空間的・時間的な文化学のなかから、新しい時代にふさわしい文化をダイナ ミックに構想していく視点を持って、個別に研究テーマを設定し、専門演習や論系ゼミなどで深めた専門的な学修の成果として作成・提出する論文・作品です。
- 卒業論文(文学部)
専門演習(卒論)を履修し、指導教員との 綿密な指導を通じて1年間(2セメスター)をかけて書き上げます。自らの取り組みたい内容や計画を構想する「卒業論文計画書」や、それに基づいて決定した 指導教員と論文執筆の取り組みを確認する「仮指導」、テーマを申しでるための「題目届」の提出、そして卒業論文の提出、さらには提出された卒業論文につい て指導教員との対面で実施される最終試験である「口述試験」の合格といったプロセスを以って、単位を修得することができます。