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第22回おもしろ科学実験教室 in 鴨川2019 を開催しました -科学の楽しさを学んだ、一人ひとりの夏体験

早稲田大学では、千葉県鴨川市との地域連携事業の一環として、1998年から「おもしろ科学実験教室」を実施しています。地域の小学生を対象に、実験や工作を自ら体験することを通じて科学・技術に対する興味や関心を高める機会を提供するとともに、本学の魅力を理解してもらうことを目的としています。日頃、理工系学部の大学生に実験指導をしている技術職員や理工系学生グループによるプログラムで、鴨川市と近隣地域から数多くの小学生たちが参加し、毎年大変好評を得ています。
会場の鴨川市文化体育館には当日、本学に加え、千葉県立長狭高等学校化学部や鴨川市若手職員の皆さんによる実験・工作ブースも設けられ、約300名の子どもたちが様々な実験や工作に取り組む真夏の一大イベントとなりました。

1.おもしろ科学実験教室当日の様子 -体験から学ぶ、科学の楽しさ

第22回目おもしろ科学実験教室は、2019年8月22日(木)に鴨川市文化体育館で、小学生約160名が参加して行われました。実験テーマは低学年向けの「君だけの7色に光るファイバーフラワーを作ろう!」「オリジナルペーパーフラワーをつくろう」と高学年向け「地球環境にやさしいエンジンを作ろう」「描いたコースに沿って走るロボットを作ろう!」の4つ。
どの子どもたちも、講師による説明を興味津々に聞き、普段の学校での授業とは異なった、実際に手を動かし・観察して考える体験に、真剣に取り組んでいました。最後に、鴨川市長と早稲田大学総長の連名による修了証とプレゼントが授与されました。

◆開講式

鴨川市教育委員会代表と本学代表の挨拶、実験スタッフの紹介と、これから始まる実験教室の諸注意が行われました。実験別に整列した小学生たちは、これから始める実験にワクワクしながら説明を聞いていました。

◆君だけの7色に光るファイバーフラワーを作ろう!(対象:小学1~3年)

「光ファイバー」と「7色のLED電球」を使って、自分だけのファイバーフラワーを作りました。自分の手で作ったファイバーフラワーを暗い室内で一斉に点灯し、幻想的な光彩が発せられると、大きな歓声があがりました。原理は難しいけれど、実際にLEDの光が光ファイバーの内側を反射しながら端はじまで進むことを観察することで、光を遠くまで届けることのできる光ファイバーの特徴を学ぶことができました。[担当:理工センター教育研究支援課(三系)]

(参加してくれた小学生より)
・フラワーを作るのは手がとてもつかれたけれど、電気をつけたらとてもきれいでした。光ファイバーの仕組みがよくわかりました。
・作品を持って帰れるのがうれしい。

◆オリジナルペーパーフラワーをつくろう(対象:小学1~3年)

一つの色は、実はいろいろな色が混ざってできています。子どもたちは、いろいろな色ペンで「ろ紙」につけたマークが水を吸わせてどう変化するかを観察しながら、ペーパーフラワーの花びらを作成。一人ひとりが工夫してオリジナリティにあふれる素敵な作品を完成しました。楽しみながら、次はどんな色・形の花びらを作ろうかと真剣に取り組む姿が見られ、とてもよい体験になったのではないでしょうか。
[担当:理工センター教育研究支援課(四系)]

(参加してくれた小学生より)
・いろいろな色が作れて、よかったです。
・黒からいろんな色になるのを初めて知って、ビックリしました。

◆地球環境にやさしいエンジンを作ろう(対象:小学4~6年生)

空気は温めると膨らみ[膨張]、冷やすと縮み[収縮]ます。この変化を利用したエンジンが『スターリングエンジン』です。 実験では先ず、試験管やビー玉等を使って、エンジンの模型を作りました。完成したエンジン模型を動かして、観察しながら「エンジンの動作原理」や「なぜ地球にやさしいのか」を皆で一緒に考えました。
[担当:理工センター教育研究支援課(二系)]

(参加してくれた小学生より)
・エンジンが熱で動いていることがわかって、楽しかったです。
・授業の時より詳しくわかりました。
・普段の生活している中でもエンジンを作れることがわかりました。

◆描いたコースに沿って走るロボットを作ろう!(対象:小学4~6年生)

この実験はロボットの最先端を研究している菅野研究室の学生が担当しました。始めにロボットの構造や仕組みを学んだ後で、子供たちは自分の手でモータやセンサーなどの部品を組み立てて、色を感知しながら走るロボットを完成。一人ひとり自分のロボットをペンで描かれたコースで実際に走らせました。うまく走らせるにはどうしたらよいか、指導にあたった大学生と一緒になって試行錯誤にながら何度もチャレンジしました。
[担当:創造理工学部総合機械工学科 菅野研究室]

(参加してくれた小学生より)
・とてもわかりやすい説明でした。ロボットを作るのが楽しかったです。
・作るのは難しかったけれど、線にそって走った時はうれしかったです。
・ロボットが線にそって動いて驚きました。家でもたくさん遊びます。

 

2.長狭高校化学部と鴨川市による、さまざまな実験・工作ブース(自由参加)

当日会場内には、千葉県立長狭高等学校化学部による「スライム作り」や「空気砲の実験」のブース、鴨川市若手職員による「ストローで楽器作り」や「糸電話体験」などのさなざまな実験・工作ブースが設けられました。いずれのブースも申込不要で気軽にご参加いただけるため、子どもたちや幼児から大人まで楽しむことができ、大にぎわいでした。

 

3.アンケートに回答いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。

今回の実験教室当日に行いましたアンケートでは、以下のようなご感想・ご意見(一部抜粋)をいただきました。今後の実験教室をより楽しいものとしていけるよう、是非参考にさせていただきます。

  • 君だけの7色に光るファイバーフラワーを作ろう!
    ・ファイバーを触るのが初めてで、自分で作ったものが光るのが新鮮な体験でした。
    ・インターネットや電気など身近に使っているものの仕組みを教えてもらってよかった。
    ・家では体験できない内容で、身の回りに使われている物について、知らなかった事を勉強することができました。
    ・子どもが光ファイバーを不思議に思い、おもしろがっていた。そして、作るって楽しいと感じていた。
  • オリジナルペーパーフラワーをつくろう
    ・自分でペンで書いて水につけて変わる様子が分かったので、おもしろく、勉強になりました。
    ・目に見える変化は結果が分かりやすくてよい。
    ・家庭では科学に触れる機会がなかなかないので、とてもおもしろかった。興味を広げるいいきっかけになりました。
    ・身近な物を題材にして、当たり前の物がこのようにできている事を知ることができた。
  • 地球環境にやさしいエンジンを作ろう
    ・普段手に触れない道具を、自分で使うことができた。
    ・エンジンの基本がわかって、おもしろかった。
    ・学校の授業で「空気を温めると膨らみ・冷やすと縮む」ことを学んだが、そのことを使ってものを動かすことができることをこの実験で観察できたのはよかった。
    ・子どもが自分で組み立て実験したり、考えたりと、よかったと思う。
  • 描いたコースに沿って走るロボットを作ろう!
    ・各部品の説明もあり、組み立てるだけの教室ではなかった。子どもも興味を持てた。
    ・考えながら作り、動かすと人ぞれぞれ違い、作った達成感を得られたと思う。
    ・自分が直接部品を見て作って、段々とできていく過程が分かりました。途中で講師の先生が子どもに分かる言い方で伝え説明してくれたので、楽しくできたと思う。
    ・普段はこの様なロボットを作る機会もないので、貴重な体験になった。ネジ1つ締めたときの満足気な顔が何とも言えませんでした。
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