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北川悦吏子さん、出身地での受賞に喜びを語る(第17回美濃加茂市坪内逍遙大賞授賞式・トークショー開催)

岐阜県美濃加茂市に生まれ、近代日本文学に多大な影響を与えた坪内逍遙の功績をたたえて制定された「坪内逍遙大賞」。2007年より美濃加茂市と早稲田大学の文化交流協定に基づき、早稲田大学と毎年交代で開催されています。

美濃加茂市での開催となる第17回坪内逍遙大賞は、5月28日に北川悦吏子氏の受賞決定が発表されました。

 

9月2日には美濃加茂市文化会館で授賞式・トークショーが開催され、会場には応募者2778人の中から選ばれた800人が会場に集まる大盛況となりました。

 

伊藤誠一美濃加茂市長は第一部の開会挨拶にて、本賞に坪内逍遙と同じ美濃加茂市出身者が選ばれた喜びを語るとともに、北川氏への祝辞を述べました。

 

また、坪内逍遙大賞の選考委員長であった岡室美奈子氏(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長)は北川氏の授賞について、

1990年代のテレビ恋愛ドラマ「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」など、後世に残るヒット作品を次々と世に送りドラマ界に大きな影響を与えたこと、近年は脚本家のみならず映画監督、舞台作家としても活躍し活動の場を広げておられること、2018年4月放映開始のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本に携わるなど、今後の益々の活躍が期待されることを紹介し、また満場一致で受賞が決定したことを述べました。

続いて北川氏が登壇。賞状・副賞が授与された後、受賞者挨拶をされました。

北川氏は高校卒業まで過ごした美濃加茂での学生生活を振り返り、学内に置かれていた坪内逍遙像を今でも覚えていると述べ、「栄えある賞をいただいたからにはまた前を向いて頑張りたい」と語りました。また、「半分、青い。」はNHKに企画を持ち込んで足かけ5年向き合ってきた脚本であること、さらに主人公の幼なじみが母親を亡くした後、夫である父親に「毎日がクリアすべきものになった」と語らせたセリフが「重たい病気になって病院で過ごした私の実感」でもあったことなどを明かし、「前を見て1日1日クリアしてきたご褒美なのかなと思っています。」と受賞の喜びを語りました。

 

また、「半分、青い。」に出演中の谷原章介氏、制作統括プロデューサーの勝田夏子氏、チーフ演出の田中健二氏を交えた第二部のトークショーでは、北川氏の脚本の魅力やドラマの制作秘話などが披露されました。

ドラマの脚本がNHKに持ち込まれた際のエピソードについて、勝田氏は「『半分、青い。』というタイトルがすでについており、力を持った作品で、朝のお茶の間に届けるのにふさわしいドラマであると感じた」と明かし、また田中氏も「北川さんには90年代のドラマから、キラキラとした印象を持っていた。担当を務めると即答した」と語りました。

また、トークショーの中ではドラマの中で印象だった数場面の紹介や、脚本の世界観の再現等についても語られ、特に加茂高校で撮影された、主人公が「空が青い」と踊り場で発言し、「青いのは当たり前」と返されるシーンは、北川氏自身のエピソードであったことが明かされました。

和やかで温かい雰囲気の中、来場者の盛大な拍手により第17回坪内逍遙大賞授賞式は幕を閉じました。

左から勝田夏子氏、谷原章介氏、北川氏、田中健二氏

 

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