本学校友で人間国宝の野村万作氏、推薦校友の野村萬斎氏らによる「早稲田狂言の夕べ」は毎年大好評をいただき、今年で4回目を迎えます。今年は校友の山本順之氏による仕舞も加わり、一段と華やかな舞台となります。大隈記念講堂でしか見られない、一味違った舞台をお楽しみください。本学学生・教職員/招待校友限定の特別企画です。
※右の画像をクリックするとチラシがPDFでご覧頂けます。
プログラム
【演目・演者】
狂言「舟渡聟(ふなわたしむこ)」 | 野村万作ほか |
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仕舞「清経(きよつね)」(観世流) | 山本順之 |
狂言「茸(くさびら)」 | 野村萬斎ほか |
【詳細】
タイトル | 早稲田狂言の夕べ 2013 |
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日時 | 2013年4月16日(火) 17時30分開演(開場17時 終演予定19時) |
会場 | 早稲田大学大隈記念講堂 |
費用 | 無料(全席指定 要申込) |
対象 | 本学学生、教職員、招待校友 *未就学時入場不可 |
予約方法 | 対象:本学学生、教職員(関係職員含む) Waseda-netポータル申請フォーム(左側メニュー – システム・サービス – 申請フォーム-「早稲田 狂言の夕べ」)より受付。応募者多数の場合は抽選。(1)1次募集 3月4日(月)9時~ 8日(金)17時 3月13日(水)当選結果通知(Waseda-netメール)(2)2次募集 4月 1日(月)9時~ 4日(木)17時 4月 8日(月)当選結果通知(Waseda-netメール) ※2013年4月入学の新入生優先 ・チケットは当選者ご本人のみ有効です。(同伴不可) |
お問い合わせ先 | メール:[email protected] 早稲田大学文化企画課 TEL:03-5272-4783(月〜金 9時-17時) |
スタッフ | 照明:野地 晃 舞台監督:小坂部 恵次 舞台:金井大道具株式会社 古賀 学 制作協力:万作の会 制作:早稲田大学文化企画課 |
あらすじとみどころ
舟渡聟(ふなわたしむこ)
聟が初めて妻の実家に挨拶に行く途中、渡し舟に乗る。酒好きの船頭は、聟の持つ酒樽に目をつけ、舟を激しく揺らしたり、漕ぐのをやめたりと、聟をおどすようにして酒を飲んでしまう。ようやく下船した聟が舅宅へ着くと、姑に歓待される。やがて外出していた舅も帰宅するが、聟の顔を見て腰を抜かす。舅こそ先ほどの船頭だったのだ。あまりの気まずさに舅は様を変え、顔を隠して対面することになるが…。
舟に乗っている様子を棹一本で表現する技法、場面転換の妙など、狂言の醍醐味が味わえる演目です。人物たちの息の合った掛合いをお楽しみ下さい。
茸(くさびら)
屋敷中に茸が生えて困っている男が、山伏に茸退治を頼む。山伏はもったいをつけつつ男の家に行くが、人ほどもある大きな茸にびっくり仰天。さっそく祈祷を始めるが、茸は減るどころかますます増え、山伏や男にいたずらをするものまで現れる。山伏は最後の気力を振り絞って祈るのだが…
笠をかぶり面をつけたカラフルな茸たちが、舞台上を所狭しと動き回ります。海外でも上演されることの多い、荒唐無稽な狂言の代表作です。