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平山郁夫記念ボランティアセンター
村松さん(2006年 新卒採用)

先輩からのメッセージ

Mon 24 Nov 25

先輩からのメッセージ

Mon 24 Nov 25

貢献の早稲田へ 早稲田発のボランティアに託した想い

これまでの経歴、業務について教えてください。

入職後、まず総長室募金課(当時。現在は総長室社会連携課)に配属されて募金業務を担当しました。当時は創立125周年記念事業に関連した募金を行っていました。この募金にはたくさんの方々が賛同してくださり、校友をはじめとした個人、法人・団体、様々な方々と関わったり、大きな式典があったりと非常に賑やかな時期でした。早稲田大学にとって「125」という数字は重要な数字ですので、その節目の事業募金に関わることができたところが印象に残っています。

次に法学学術院に配属になり、前半の4年間で入試を、後半の4年間は学務を担当しました。まず入試係では、様々な方式の入試の募集から広報・実施・合格発表・入学手続きまでの一連の流れを担当しました。オープンキャンパスや進学相談会で、受験生に直接本学の魅力を伝えられた時は、大きなやりがいを感じました。後半の学務係では、科目登録・教員の人事に関すること・奨学金・ゼミ・定期試験など学部運営の様々な業務を担当しました。カリキュラムや教員の採用などを決定するプロセスに関わることで、高等教育現場のダイナミズムを感じられたことは貴重な経験でした。

こうして学術院で働くうちに、次の職場として、平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)を考えるようになりました。日々様々な学生達と接しているうちに、意欲的に社会貢献活動や課外活動に取り組む学生達が、次のステージにステップアップするための力になりたい、と思うようになったからです。

現在担当されている業務について教えてください。 

WAVOCでは、学生が主体的に社会に貢献する多様なボランティア活動の機会を提供しています。私の現在の主な業務の一つは、ボランティア活動の企画立案から、活動先の選定や調整、新規プログラムの提案、そして実施時の現地引率まで一連の流れを担当することです。教育プログラムの内容に職員が深く携わることができるのが特徴です。

また、WAVOCが他の大学のボランティアセンターと大きく異なる点は、教員が所属していることです。教員の人事に関することや、研究費の管理、教員の出張手続きといった業務も職員が行っています。教員はそれぞれ科目を担当しているので、科目を設置しているグローバル・エデュケーション・センター(GEC)とともに科目の調整も行っています。

WAVOCでのお仕事の魅力とやりがいを教えてください。

職員が教育プログラムを企画できることです。

活動の目的や取り組む社会課題、WAVOCで取り組む意義、教育効果等を会議で説明し、承認を得ながら進めていきます。自分が考えていた企画が形になり、参加してくれた学生から、ポジティブなフィードバックを受けた時は大きな達成感で満たされます。

また、ボランティア活動をとおして、学生の成長を見届けられることも大きなやりがいです。WAVOCでは1日~長期まで様々なボランティア活動を用意しているのですが、日帰り・単発の活動であっても、学生の成長していく姿を見ることは少なくありません。

例えば、活動開始時は指示を待ち、受け身になりがちであった学生が、活動が終わる頃には周りを引っ張り、積極的に活動していたりすることはよくあります。学生にはそれぞれ強みがあり、押されたいスイッチが違います。そこをうまく見つけて、やる気のスイッチを押すことが我々職員の役割だと思っています。

職員に応募されたきっかけを教えてください。

きっかけは在学中、受験生向けに早稲田大学を紹介する情報誌を制作・販売するサークルに所属していたことでした。オープンキャンパスなどで自分たちが作成した冊子を受験生に直接販売し、学生の視点から早稲田大学の魅力をアピールする活動をしていました。その際に出会った受験生がその後、合格・入学し、報告にきてくれた時にとても喜びを感じました。そのような活動をするうちに、大学の人間としてオフィシャルな立場でこのような仕事に取り組んでみたい、と思うようになりました。

早稲田大学職員を目指す皆さんへメッセージをお願いします。

大学職員の業務は多岐に渡ります。ここで紹介した業務はほんの一部で、部署によって業務内容が全く異なります。それだけやりがいも多い反面、現在大学を取り巻く環境は非常に厳しいのが現実です。少子化が進み、大学が淘汰されていく時代に入り、日本の国際競争力も急速に衰退しています。そのような状況であることを認識したうえで、本学の教育・研究を向上させ、ともに「世界人類に貢献する大学」を創りあげる意欲のある方の応募をお待ちしています。

日本の私学の意義を考え、これまでの慣習に捉われず、新しいことに挑戦してください。

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WASEDA University

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