ビジネス・ファイナンス研究センターが米国大学と共同で、理系人材向けMBAレベルのオンライン・ミニ・プログラムを開始

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは、カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクールと共同で、主に理工系バックグラウンドの大学院生、学部生、社会人等に、MBAレベルのビジネス知識を英語で講義するミニ・プログラム、「MicroMBA Online」を開始します。本プログラムは、WASEDA-EDGE 人材育成プログラム及び高度データ関連人材育成プログラム(D-DATaプログラム)の一環として、本センターの科学技術とアントレプレナーシップ研究部会が実施するものです。

早稲田大学ビジネススクールとカリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクールの教員が連携して、9月に全6回の授業を行います。

開催日程:2018年9月4日(火) 、9月8日(土)、9月12日(水)、9月15日(土)、9月19日(水)、9月22日(土)

授業は全て英語で、VirBellaと呼ばれるカリフォルニア大学サンディエゴ校が開発したビジネス教育向けのオンラインシステムを活用し、履修者はアバターを活用し、バーチャル空間の教室を活用しながら、ケース・ディスカッションを行います。「マーケティング」、「パワーとリーダーシップ」、「ファイナンス」、「ビジネス・コミュニケーション」、「イノベーション」、「クリエイティビティ」など、理工系人材にとって必要な6つのテーマを扱います。

コース修了者には、両校共同のサーティフィケイトを授与します。

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターに設置されている科学技術とアントレプレナーシップ研究部会は、大学を中心とした研究機関において科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにして、ベンチャー企業を含めた産業が創出されるのかについて、多面的な研究手法を用いながら検証し、また新たなビジネスを創出する仕組みを構築することを目指しています。今回開始する「MicroMBA Online」はその一環として、大学を基盤とした理工系のアントレプレナーを育成するものであり、今後とも海外とのネットワークを活用しながら、活動を広げていく予定です。

プレセッションの写真

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターについて

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターは、ビジネスおよびファイナンスを中心に基礎的・応用的研究を行うことで、ビジネスおよびファイナンスに関する中核的研究機関としての役割を果たすとともに、研究成果を社会に還元する高度な専門知識を持った職業人を養成し、広く人類社会の発展に寄与することを目的としています。

早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学大学院経営管理研究科)と連携し、双方の教育・研究システムを一体化することで、ビジネス・ファイナンス分野の基礎的・応用的研究を通じて世界水準の研究成果を生産・発信し、教育の現場ならびに広く社会に還元することを目的としています。

本研究センターは、ノンディグリーのエグゼクティブ教育活動、企業・団体・外部研究機関との共同研究や受託研究などの研究活動、出版、講演、シンポジウムなどを多数展開していきます。

科学技術とアントレプレナーシップ研究部会について

科学技術とアントレプレナーシップ研究部会では、大学を中心とした研究機関において科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにして、ベンチャー企業を含めた産業が創出されるのかについて、多面的な研究手法を用いながら検証し、また新たなビジネスを創出する仕組みを構築することを目指しています。

WASEDA-EDGE人材育成プログラムについて

2014年から3年間、起業家精神の涵養、起業家の育成を目標に掲げて実施されたEDGEプログラムの成果を活用し、文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」の採択を受け、Skyward EDGEコンソーシアムの主幹機関として教育プログラムを提供し、アントレプレナー人材育成のすそ野の拡大、発展に取り組んでいます。

Skyward EDGEコンソーシアムでは、「グローバルリーダー」、「社会貢献」を目指し、失敗を恐れず、挑戦するアントレプレナー人材を広く育成します。

また、実際に起業・新規事業創出を志す人材を文理融合で養成することで、世界を惹きつけるアントレプレナー育成拠点(エコシステムハブ)を形成します。

高度データ関連人材育成プログラム(D-DATaプログラム)について

2017年度から文部科学省「データ関連人材育成プログラム(D-DRIVE)」の採択を受け、産官学金融界の24の参画機関と12の連携機関と協働してコンソーシアムを形成し、データ関連スキル×高度な専門性を有する人材「棟梁人材」を育成します。対象を博士学生、ポスドク、及び将来の博士学生の卵である志高い学部生とし、高度データ関連人材となるための幅広い基礎・実践研修プログラムを開発・提供し、受講支援・キャリア支援チームが効率的なスキル獲得をサポートしています。情報科学の知識を武器に自身の付加価値を高め、将来、次世代社会で活躍する人材へと飛躍したいと思う学生に対して、AIやブロックチェーンなど関連技術の最新動向を教授するとともに、参画・連携機関と協力し、キャリア形成を支援します。

カリフォルニア大学サンディエゴ校ビジネススクール Rady School of Managementについて

Rady School of Managementは、カリフォルニア大学サンディエゴ校 (UCSD: University of California San Diego)に2004年に開設されたMBAスクールです。

バイオテック、クリーンエネルギー、ハイテクなどに代表される強力なサンディエゴ地域産業と、世界トップクラスの研究実績を誇るUCSD ・その他研究機関をブリッジする極めて重要な役割を担うのがビジネススクールです。サイエンティストやエンジニアへのビジネス教育・アントレプレナーシップ教育を多面的に展開しています。

フルタイムMBAの他、Ph.D.プログラム、パートタイムの社会人MBA、夜間MBA、Executive MBA、Undergradプログラム、Master of Finance、Master of Science in Business Analyticsなど多様なプログラムを提供しています。

VirBellaについて

VirBellaは、テクノロジーを活用し、グローバルな教育体験を提供することを目指しています。3Dによるキャンパスを構築し、参加者はアバターを活用して授業に参加するシステムを活用することで、今まで対面でしか提供できなかったような授業でのインタラクティブ性や体験型学習を提供します。

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