日比野 弘 氏のご逝去をお悔やみ申し上げます
早稲田大学スポーツ功労者、名誉教授の日比野弘氏が11月14日に逝去されました。
日比野弘氏は、1970年から8期にわたり本学ラグビー蹴球部監督に就任、日本選手権を制覇したのち、公式戦35連勝、関東大学対抗戦60連勝の記録を樹立し、早稲田ラグビーの全盛期を築かれました。1976年には日本代表監督に就任し、日本ラグビーの発展と国際的な活躍に寄与するとともに、1981年からは本学体育局と人間科学部で教鞭をとり、後進の指導育成に尽力されました。
また、日本体育協会常務理事、日本ラグビーフットボール協会名誉顧問(元名誉会長)など数々の要職も歴任し、日本のスポーツ界への多大なる貢献に対し、2011年に日本体育協会・日本オリンピック委員会より「特別功労者」、続く2013年には旭日中綬章を受賞されています。
本学はその多大なる功績を称え、2014年4月に早稲田大学スポーツ功労者(※)として表彰いたしました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
- 2014年4月1日入学式での表彰の様子、鎌田総長(当時)と
早稲田大学スポーツ功労者について
創立百周年を記念し、スポーツの振興に顕著な功績のあった校友を表彰することを目的として、1982年10月に『スポーツ功労者表彰規程』を制定しました。これに基づいて、永年にわたりスポーツ界に貢献した70歳以上の者で、且つオリンピック大会3位以内の入賞者・世界選手権大会3位以内の入賞者・世界記録樹立者・国際的功労者およびこれに準ずる国内的功労者のうちいずれか一つに該当する者の中から適当と思われる者を選定し、表彰しています。