9月25日に、大隈記念講堂大講堂にてWAVOC presents 東日本大震災ボランティア支援 アカペラコンサートを行いました。本公演による収益金が本学へ寄付され、各地へのボランティア派遣など東日本大震災復興支援の活動に役立てられています。
早稲田大学は、東日本大震災発生以来、学生・教職員のボランティア約3,000名を被災地に派遣。各地で様々な復興支援活動を展開しています。2011年9月の開催から二回目となる今回もまた、ゴスペラーズ、スターダスト・レビュー、夏川りみ、トライトーン、INSPi、橘哲夫(AJI)という第一線で活躍する方々にご賛同をいただき、素晴らしい歌声を披露いただきました。大隈講堂は超満員。集まった観客1,100名は、なかなか普段聴くことのできないアカペラアレンジの楽曲や、グループを越えた本コンサートならではのコラボレーションにふれ、大いに楽しまれていました。
オープニングとラストには出演アーティスト全員によるセッションがあり、観客も交え、大盛況となりました。来場者からは「もっと聞きたかった」「トークも楽しかった」「素晴らしいの一語に尽きます」「このコンサートが、毎年の恒例になったら嬉しいです」といった声がよせられました。
また、今回は写真展「一年半をふりかえる〜関心を持ち続けるために〜」をワセダギャラリーにて同時開催し、支援をしてくださった方々へのご報告とさせていただきました。WAVOCの震災復興活動ならびに、アーティストによる被災地での活動の写真展示と動画が上映されました。ご支援をいただいた方の想いを胸に刻み、被災地の復興支援に役立てるよう本学も支援を継続してまいりたいと思います。
ゴスペラーズの村上てつや氏(本学OB)からは震災復興支援に関して、「出来るだけ多くの人が細く長く順番に力を出しあって行くことが、今なお必要なことだと思います」とのコメントが寄せられました。人や資金の面など、ボランティアへの支援が必要だという想いから大学や学生ボランティアに対して支援の場をつくってくださっていることに、我々大学や学生も気をひきしめて、今後も学生ボランティアが成長し、東北の震災復興の一助となるべく努めてまいりたいと考えています。ご来場いただきました皆さま、アーティストの皆さまに改めて感謝申し上げます。
以上