レセプションではまず猪俣総領事より、本学のサンフランシスコオフィス設立が日米の大学間交流の促進につながることを期待し、総領事館としてもこれを支援していきたいと、ユーモアを交えたあたたかな歓迎のスピーチを頂きました。続いて鎌田総長が、本学と米国とりわけカリフォルニア地域は、長年にわたり学生交流を中心にした交流が盛んであり、今回、そのカリフォルニアにオフィスを設立し、サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク(JUNBA)や近隣米国大学、校友等との連携のもと、西海岸の有力な研究・教育機関との学術交流の強化につとめていきたいという決意を述べました。さらに内田副総長、山川理工学術院長より、本学の国際展開および米国での学術交流の歴史、研究活動の紹介を行いました。その後、スーザン・カールソンUCシステム副学長補、松尾正人JUNBA会長からも、本学のサンフランシスコオフィス設立を歓迎し、今後の連携を期待するとのご挨拶をいただきました。
レセプションには、近隣米国大学、JUNBA加盟大学、各関係機関に加え、全米各地の稲門会会長、SF在住の校友も多数出席し、和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。
サンフランシスコオフィス設立について
本学は1999年に当時の国際化の重要事項であった学生交流を主目的とし、米国オレゴン州ポートランドにオレゴンオフィスを設立しました。オレゴンオフィスが13年にわたり担ってきた各種学生交流プログラムは、現在、質・量ともに国内の大学をリードする本学の海外学生交流の基礎となっています。
一方、本学が今後米国での活動を展開するにあたって、学生交流のみならず、研究についても積極的に支援を行い、米国でのプレゼンスを高めていく必要があることから、研究・教育両面で重要性の高いサンフランシスコに拠点を移し、米国西海岸における事業の発展・強化を図ることとしました。具体的な事業は下記の通りになります。
- 西海岸有力大学(カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学等)との学術交流強化
- 国際的産学連携等、米国各機関との共同研究支援
- JUNBA (サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク)加盟大学現地事務所との連携
- 西海岸地域における学生交流の新規開拓、派遣留学生のリスク管理
リンク
ご参考
外国人学生数
4,331名 (2012/05/01 昨年度比+271名)
外国人留学生数
3,604名 (2012/05/01 昨年度比+426名)
以 上