12月9日(日)、早稲田大学安部球場で「Hello! WASEDA “プレイボール プロジェクト“ ~野球を始めよう、楽しもう、学ぼう~」が開催されました。
今年で3年目を迎えた本イベントは、子どもたちに「早稲田大学」を身近に感じてもらうことを目的として、本学野球部のOBと現役部員、大学公認プロジェクト「Hello!WASEDA」の共催で運営されています。
今年は北海道日本ハムファイターズ 斎藤佑樹投手(2011年 教育学部卒)、読売ジャイアンツ 重信慎之介選手(2016年 教育学部卒)、千葉ロッテマリーンズ入団予定 小島和哉投手(2018年 スポーツ科学部在学)の3名のプロ野球選手に加え、JR東日本 東條航選手(2014年 文化構想学部卒)、JR東日本 丸子達也選手(2016年 スポーツ科学部卒)の2名の社会人選手も参加し、参加した子どもたちとの交流を楽しみながら、随所にプロ・社会人ならではのプレーを披露しました。
東條選手・小島投手によるキャッチボール、小島投手の牽制をものともしない重信選手の盗塁、丸子選手のロングティーでの柵越えホームランなど、普段目にすることのない野球選手の華麗で迫力のあるプレーに、初めて野球を経験する子どもたちを含む参加者全員から歓声が上がり、選手の一挙手一投足に目が釘付けになっている姿は、とても印象的でした。
今年は野球チームに所属していない子どもを対象に、野球を始めてもらうきっかけを提供するというコンセプトのもと、イベントを開催しました。当日は、抽選で選ばれた約170名の子どもたちが参加し、「ならびっこベースボール」「Baseball5」など初心者でも楽しめる野球あそびを行いました。
野球部OBで本イベントの幹事である北海道日本ハムファイターズの大渕隆スカウト部長は「昔あった遊ぶ空間がなくなっている。野球に興味はあるけれども、チームに入るのはハードルが高いと思っている親子にスポットを当てた」と本イベントの狙いを語りました。
普段野球をやりたくてもできない子どもたちが、広いグランドで野球あそびを約4時間にわたって「体験」し、大盛況のうちに幕を閉じました。