2011年度9月卒業式 王貞治氏にスポーツ功労者表彰

9月17日に挙行された2011年度9月卒業式において、王貞治氏をスポーツ功労者として表彰いたしました。

スポーツ功労者:王貞治氏

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王貞治氏は1940年5月20日、東京都墨田区生まれ。1956年早稲田実業学校高等部に入学し、在学中に4度の甲子園出場を果たした。ことに1957年春の第29回選抜高等学校野球大会では、投手として出場し、早稲田実業学校高等部初の全国優勝に多大な貢献。

1959年東京読売巨人軍に入団し、1980年に現役を引退するまでの22年間で三冠王2回、最優秀選手賞9回、首位打者5回、本塁打王15回、打点王13回、ベストナイン18回等、数々の輝かしい記録を残し、巨人軍の連続9回日本一に貢献した。 特に本塁打は1977年にハンク・アーロン氏の持つ755本の世界記録を塗り替え、通算では868本を放ち、そのホームラン世界記録は未だ破られていない。

本学においても、スポーツ科学部主催「アイク生原&ピーター・オマリー記念スポーツマネジメント講座」における講演をはじめとして、幾度かにわたり本学学生や校友等に対して、貴重な経験や卓抜した知見を提供いただいている。こうした野球選手及び監督として偉大な記録を残すとともに、野球を通じての国際親善や青少年の健全育成に貢献した一連の功績に対して、1977年には我が国初の国民栄誉賞を受賞し、1994年には野球殿堂入りの栄誉が与えられた。さらに、2010年には文化功労者として表彰された。

この度、早稲田大学はこれまで野球界にとどまらず広く社会に貢献し、そして早稲田大学への功績と献身が特に顕著である王貞治氏を、早稲田大学スポーツ功労者として表彰し、その名誉を永く讃えるものである。

スポーツ功労者表彰とは

顕彰状

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