ニューオルリンズジャズクラブ、ジャズ列車で震災復興を後押し

早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)は東日本大震災復興支援ボランティア第6便を津波で大きな被害を受けた岩手県宮古市に派遣しました。一般のボランティア学生26名の他、公認サークル「ニューオルリンズジャズクラブ」の学生29名も参加、沿岸部を走る列車内でオールドジャズを演奏し被災地を励ましました。

市内の小学生に音楽指導を行った後、被災地を訪れていた鎌田薫総長から激励を受けたニューオルリンズジャズクラブの学生たちは、 宮古市駅前で行われた 七夕コンサートに小中学生に続いて出演し3曲を披露。アンコールにも応えて小中学生と「聖者の行進」を合同演奏しました。また、特別に運行された三陸鉄道の震災復興ジャズトレインでは、軽快なスイングで14曲を演奏し、乗り合わせた約40名の乗客を楽しませました。

ニューオルリンズジャズクラブのメンバーで、商学部1年生の宮野梨沙さんは「今回、被災地で演奏したことには大きな意義があると思うので、継続的に取り組んでいきたい。またこのような活動が広がっていくように積極的に友達とこの体験を共有できるようにしていきたい」と語りました。

一方、多くの建物が失われるなど海岸線が壊滅的な被害を受けている宮古市田老町では、一般学生たちが宮古北高校ボランティア部の生徒と共に田老第一中学校や宮古北高校の校庭や校舎内を掃除しました。泥やヘドロをかき出したほか、校庭に散乱していたガラス片、陶器片などを取り除きました。国際教養学部1年生の露木翔さんは、「出発前は被災地の方々とうまく話せるか不安ではあったが、ボランティアを共にした現地の高校生たちと友達のように話せてホッとした。ひとつひとつの積み重ねが大きな復興につながる。今後も積極的に参加していきたい」と充実したボランティア活動を振り返りました。

WAVOCでは、これまで総勢560名を超える学生と教職員が東日本大震災復興支援ボランティアに参加しており、今後とも継続して被災地の復興支援に対する取組を支援していきます。

 

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WAVOC東日本大震災復興支援プロジェクト特設ページ

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