東日本大震災復興支援室が3つの支援方針を決定
被災学生支援の奨学金を新設しました
2011/05/17
早稲田大学東日本大震災復興支援室(室長:鎌田薫総長)は3つの復興支援方針を決定し、「東日本大震災被災学生支援奨学金」の新設により被災学生の支援を開始します。
4月8日に設置された同支援室は第1回会議において、奨学金制度を中心とした「被災学生の就学支援」、ボランティア活動や義援金などを中心とした「被災地域への支援」、「研究を通じた復興支援」の3つを柱に、学内外の専門家を必要に応じてメンバーに加え、大学の叡智を結集した復興支援に関する取組を行っていくことを決定しました。
「被災学生の就学支援」の第一歩として「東日本大震災被災学生支援奨学金」を新設いたしました。同奨学金は被災によって家計が急変し、経済的に修学が困難になった学生の支援を目的とした、返済の必要がない給付奨学金となります。
この奨学金制度は、本年度より運用を開始し、WASEDAサポーターズ倶楽部(※1)への寄付金約6000万を予算とし本年度より運営を開始します。奨学金支給額は被災状況により最大100万円で、大学卒業時まで継続(※2)して支給いたします。
(※1)WASEDAサポーターズ倶楽部(代表:日枝久氏)は早稲田大学の「教育環境整備」「スポーツ支援」「奨学金」等を始めとした各種事業への財政的支援のための寄付倶楽部制度です
(※2)年度末に継続判定が行われます
以上