2010年6月11日、早稲田大学と中国の大手食品事業グループ頂新国際集団は、「響きを創造する新生代」康師傅-早稲田大学イノベーション挑戦コンテストを北京大学百年講堂にて実施しました。
本コンテストは、中国本土、香港・マカオ・台湾地区の満18-30歳の方が対象。イノベーション思考に富む方に対し、企業での実践機会と夢を実現するために、早稲田大学大学院において更なる研鑽を深めるための資金を提供することを目的としています。
2010年1月から4月の受付期間の間に300件近くの応募が寄せられ、専門家審査委員会による2回の審査を経て、最終的に20チームが決勝戦にノミネートされました。決勝進出チームには米国やカナダなどからの留学生も参加していて、提案内容は製品・マーケティング・サービス及び公益などさまざまな分野に及びました。
午前中に行われたプレゼンテーションの結果、最終的に各1チームが金、銀、銅賞を、5チームが優秀賞を獲得。また、オフィシャルサイトの投票結果に基づき1件に「最優秀ネット人気賞」が授与されました。
11日午後には授賞式が盛大に行われ、審査委員長の曹小紅天津科技大学学長は、「イノベーション挑戦コンテストは若者に非常に良いステージを提供し、学生たちはこのステージの上で互いに交流し、イノベーションのアイデアをかき立てることができます。審査の過程で私たちは多くのすばらしいアイデアを発見しましたが、学生たちのイノベーション潜在能力には驚かされました」と語りました。
決勝戦参加チームのうち19人は、所定の入学試験合格を条件に、2年間の奨学金を得て本学大学院に進学する予定です。
コンテスト後の記念撮影
以 上