2010年春の褒章受章者が発表され、本学の逢坂哲彌理工学術院教授が、紫綬褒章を受章されました。
春秋褒章は、今回逢坂教授が受章された学術、芸術、技術開発等の功労者を対象とする紫綬褒章の他に、紅綬褒章・緑綬褒章・黄綬褒章・藍綬褒章があり、平成22年春は各褒章を697名の方が受章されています。
【逢坂教授コメント】
今回の紫綬褒章は24名で、私の対象は発明改良功績で「界面電気化学の確立による高密度記録用小型磁気ヘッドの開発」です。長年電気化学をベースにして研究を続け、その内容の一部が磁気ヘッドとして実用化にむすびついた結果が評価されたためです。大学の教育・研究にかかわるものが、このような成果を認められたのは大変光栄で、日頃よりの研究室の皆の賜物と感謝しています。