場所: 會津八一博物館 撮影: 2018/6/11

藪野健氏によって選ばれた作品の数々

横山大観『清涼』など多くの名品が一同に介しました

第9回白馬会展出品作である黒田清輝『大隈重信肖像』

お気に入り作品を選ぶパネルボードも設置されました。
早稲田大学會津八一記念博物館は1998年5月15日に開館し、今年で20周年を迎えました。この度、創立20周年を記念して特集展示「創立20周年記念・藪野健が選ぶAIZU MUSEUM名品展」が2018年5月9日(水)~6月16日(土)まで開催されました。
會津八一記念博物館のコレクションは東洋美術、近代美術、考古・民俗学分野に関する作品・資料を中心とした多くのご寄贈で成り立っています。今回は、前館長の藪野健氏(日本藝術院会員、二紀会副理事長。早稲田大学栄誉フェロー・芸術功労者)が近現代の絵画を中心に選定した作品の展示ということもあり、多くの方が来館されました。本展示がミュージアムウィーク期間中とも重なった事もあり、「みんなでえらぶおきにいりAIZU MUSEUM Collections」と題し、1F企画展示室前にはパネルボードが設置されました。パネルボードの好きな作品にシールを貼り投票する企画は大変好評で、中には台紙が数枚に渡っている人気の作品もありました。藪野健氏が選ぶ會津八一博物館の作品の魅力を、多くの方が楽しんでご覧になられたのではないでしょうか。
また、『AIZU MUSEUM 創立20周年記念・藪野健展ー記憶の扉を開けて』の企画展示を、2018年6月28日(木)~8月5日(日)まで1F企画展示室、2F常設展示室にて開催しております。藪野健氏は、本学の創成期から現在に至るキャンパスの風景を多数描かれています。多くの主要作品は全学に展示されており、早稲田大学の在学生、卒業生にとって最も親しい画家でもあります。2014年に早稲田大学栄誉フェロー、2018年には早稲田大学芸術功労者を授与されています。本展では「藪野ブルー」と評される油彩や早稲田大学のキャンパスを描いたデッサンなどを中心に展示しております。みなさんもこの夏、藪野健氏の世界を旅してみませんか。會津八一記念博物館でみなさまのご来館をお待ちしております。(ま)
【企画展示】AIZU MUSEUM 創立20周年記念・藪野健展ー記憶の扉を開けて
会期:2018年6月28日(木)~8月5日(日)
会場:會津八一記念博物館 1F企画展示室、2F常設展示室
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
※金曜日のみ10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日: 日曜・祝日
休日開館日:
※7/16(月・祝)は休日における授業実施日のため開館いたします。
※8/5(日)はオープンキャンパスのため開館いたします。
入館料: 無料