開館25周年を迎えた中央図書館でLibrary Weekが実施されました

場所: 中央図書館  撮影: 2017/4/5

「開館25周年記念展示」は中央図書館展示室にて3期に渡っての公開です

『解体新書』『蘭学事始め』で知られる杉田玄白の肖像

源氏物語絵巻

早稲田大学図書館スタッフが選ぶお勧めの本

早稲田大学の中央図書館は、約270万冊の蔵書数を誇り、国内私立大学の中でも最大規模の図書館です。1991年に、早稲田大学100周年記念事業として開館しました。中央図書館の開館25周年となる今年は、図書館展示室も全面リニューアルし、装いも新たになりました。毎年行っている「Library week」にも、節目の年としてふさわしい魅力的な企画が目白押しとなりました。4月10日~14日まで行われた「Library week」は、図書館をより身近に感じていただくための企画です。早稲田大学内にある、中央図書館、戸山図書館、所沢図書館の各図書館でイベント、展示、クイズなどが行われました。

Library weekの企画、第一弾として中央図書館でのイベントをご紹介します。「開館25周年記念展示」として、およそ10年ぶりの公開となる国宝をはじめ、貴重な名品の数々を、以下の3つのテーマに分けて皆様にお届けします。

  • 第1期(2017年3月17日~4月5日) 図書館所蔵の国宝・重要文化財
  • 第2期(2017年4月10日~4月27日) 日本の古籍を中心に
  • 第3期(2017年5月10日~6月2日) 海を越えてきたもの

第1期は、指定文化財のうち国宝2点、重要文化財5件を一堂に集め、歴史上重要な資料を公開しました。待望の国宝の公開ということもあり、好評を博しました。第2期は「日本の古籍を中心に」として和古書の名品を中心に展示を行っています。中央図書館では『敦盛絵巻』と『源氏物語絵巻』を3D映像のバーチャルリアリティ(VR)動画でみせる試みを行いました。今回はそのVRの元となった実物をご紹介しています。第3期に「海を越えてきたもの」と題して諸外国の貴重書・古書や、海外との文化交流を通して育まれた洋学関係の資料を展覧いたします。

図書館が所蔵する資料の確かな存在感をご堪能頂けると思います。なお、図書館展示室はどなたでもご自由にご覧になれます。

また、同時企画として「図書館員と早大生が選ぶ こんなときに読んでほしい本」(募集:3/27-4/14、展示:4/10-28)も開催しています。例えば「大隈重信について知りたいとき」「悩むとき」「大切にしたいものを見つけたいとき」など、「どんなときに学生に読んでほしいか」を考えて選んだ、おすすめの本を紹介しています。日頃、様々な本と接する早稲田大学図書館スタッフが選んだ19冊を、魅力的な解説文とともにリーフレットにまとめています。なお、このリーフレットと所蔵リストはこちらよりダウンロードも可能です。良い本との出会いは人生の道しるべとなるかもしれません。新たな発見や感動が生まれることもあるでしょう。本選びの参考に是非お役立てください。

中央図書館では春の企画としてさまざまな企画を用意しています。是非、図書館に足を運んでみてください。(ま)

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