富岡重憲コレクション「茶の道具」の展覧会を開催しています

場所: 會津八一記念博物館  撮影: 2017/3/9

さまざまな茶の道具が展示されています

中国・南宋時代と朝鮮半島・朝鮮時代の茶碗

桃山、江戸時代の茶入と茶杓

同じく桃山、江戸時代の茶碗の数々

會津八一記念博物館では、2017年3月1日(水)~4月28日(金)まで、富岡重憲コレクション「茶の道具」展を開催しています。

当館1階富岡重憲コレクション展示室では、2004年に寄贈を受けた旧富岡美術館のコレクションを常設展示しています。本企画展では、お茶席で使用する茶碗と、さまざまな茶の道具を展示しています。

富岡氏は、客をもてなす時、客に合わせて茶碗を選びました。氏は「茶を喫するためには茶碗と茶筅ちゃせんがあればよい」と言っていたそうです。そのためか茶道具の中では茶碗の数が多く、全部で50碗余りをあつめています。この中から、江戸時代前期の茶人・久田宗全ひさだそうぜん(1647-1707)や楽家らくけ六代の左入さにゅう(1683-1739)の作を含む和物茶碗、禾目天目のぎめてんもくなどの唐物茶碗、三島や井戸と呼ばれる高麗茶碗を合わせて20点ほど選んで展示しています。烏丸光広からすまるみつひろ(1579-1638)作の茶杓ちゃしゃく茶入ちゃいれ、釜に水指、竹や古銅の花生はないけ、床を飾る軸物など、お茶席で必要な道具も合わせて展示されています。

味わい深い茶の道具の数々をお楽しみください。(や)

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