理工・シュミッツ・アレクサンダー助教、安全なロボットアームの開発 科学技術振興機構START事業に採択決定

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右からからチームリーダーのシュミッツ助教、チームメンバーの許晉誠さん(先進理工研究科修士課程)、オルガド・アレクシスさん(先進理工研究科修士課程)、汪偉助教(創造理工学研究科)と試作ロボット

2016年9月30日、理工学術院シュミッツ・アレクサンダー助教(創造理工学研究科)らの研究グループは、国立研究開発法人科学技術振興機構の「研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)」にて応募数88件の中から採択されました。

シュミッツ助教らの研究は「動作軌道の直接教示が容易で柔表面構造を有する安全なロボットアームの開発」です。本研究では、人と衝突した場合でも衝撃を緩和して危険を小さくし、さらにプログラミングなしに直接かつ簡便に、動作をティーチングできる特殊なアクチュエータを用いたロボットアームの開発を行います。これまでは難しかったロボットと人間が近接して作業するような、新たなロボットアプリケーションの事業化を目指します。

また、このプログラムは、ベンチャーキャピタルなどの事業化ノウハウを持った人材を「事業プロモーター」として活用し、研究者とともに事業戦略・知財戦略を構築しつつ市場や出口を見据えた研究開発と事業育成を一体的に推進し、ベンチャー企業の設立を目指します。本研究はプロモーターユニットに「野村ホールディングス株式会社」を迎え、新産業の創出、新規マーケットの開拓等を目指します。

本研究を通じ、早稲田大学は、社会貢献へ向けて、より一層研究活動に取り組んでまいります。

 

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WASEDA University

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