場所: 早稲田キャンパス

11号館裏の先に大きな扉があります

クレーン車などの重機も通れる高さです

電線や立て看板などが保管されています

秘密のトンネルは、赤く塗られた部分にあります
3号館が新たにリニューアルオープンし、整備が進む早稲田キャンパス。1995年から2009年にかけて建替えを行った11号館と14号館は、2階部分が人工地盤でつながっています。何気なく階段を上って移動していたみなさん、ちょっと待って! 実はその下にトンネルが通っていることをご存知でしたか? 早稲田キャンパスの北側から11号館方面に直接アクセスできる隠されたトンネルがあるのだそうです。国家機密みたいでワクワクしますよね!
早稲田キャンパスの11号館裏の喫煙所を直進すると大きな扉が出現します。扉の高さは、建設重機(クレーン車等)が通れるように、大体4mに設定されています。扉を開けると、大学の設備メンテナンス用の電線や、立て看板等が保管されていました。今はいい物置き場になってるそうです。トンネルを抜けると、15号館、16号館の間に出てきます。
他の号館の建替え工事では、正門や15号館と16号館の間の通路を搬出入の導線として確保していましたが、11号館の建替えでは、学生の導線確保のために半年間かけてこのトンネルを作りました。ちなみに現在11号館、14号館が位置するところには、旧11号館、旧14号館に加えて、旧12号館、旧13号館がありました。
工事の際の搬出入用経路なので、残念ながら私たち一般利用者が使用することはできないそうですが、今後他の建物の建替え工事の時に使われる日が来るかもしれませんね。早稲田キャンパスの中にあるので、気になった方は一度この扉を探してみてくださいね。