3月14日、早稲田大学高等研究所主催の国際学術イベント「UBIAS Intercontinental Academia Waseda Workshop In Search of Interdisciplinary Dialogue」(「学際的な対話を 求めて」)が開催されました。UBIAS(University-Based Institutes for Advanced Studies) は、世界各地 36 大学の高等研究所が、国際的研究交流の促進を目的に設置した組織です。 13名の新進気鋭の若手研究者が早稲田大学を訪れ、高等研究所の研究員と共に、文理融合的なアプローチで「時間」を主題に活発な議論を繰り広げました。
高等研究所田原優助教、秋吉亮太助教、安倍雅史助教の講演、昼食会の後、折り紙で作った飛行機を使ってランダムにグループを作り、偶然の出会いから、いかに学際的な研究を育み、アイデアを共有していくかといった実験的な試みがなされました。参加者からは思わず笑顔がこぼれ、童心に返ったような遊び心のあるユーモアあふれたイベントとなりました。
分野が異なる研究者たちが一つのテーマのもとで議論を重ねていく学際研究は、相応の時間の蓄積が必要です。本イベントが新たな国際共同研究のきっかけとなることが期待されます。