「輸出される・輸入された陶磁Ⅱ」「早稲田の名士たちⅡ」

場所: 會津八一記念博物館 撮影: 2015/12/19

展示室の様子

 

藍彩壺(らんさいど)

 

存在感のある泥彩壺(でいさいど)

 

大隈重信肖像(1905年トルナイ・ジュラ)

現在、早稲田大学會津八一記念博物館では特集展示「輸出される・輸入された陶磁Ⅱ」「早稲田の名士たちⅡ」が開催されています。今回の企画は後期の展示となっており、秋の企画展示に続いての企画になります。

静かな館内には、大小さまざまな陶磁と、早稲田大学ゆかりの人物の肖像画が展示されています。陶磁の中には、赤や紺、緑や金で彩られた上品なつくりのものや、「青花山水図六角水注」のように青色の濃淡でデザインしているものもあります。日常で使用されたものだけではありません。もとは墓の副葬品で、死者のための穀物入れとして用いられた中国唐時代の「藍彩壺」や、青銅器を土で模して焼成した、中国前漢時代の副葬品「泥彩壺」もあります。当時の歴史を感じる品々が並んでいます。

横の壁面には、ハンガリー出身の画家であるトルナイ・ジュラの描いた大隈重信をはじめ、小野梓・高田早苗ら早稲田大学ゆかりの人物10名の肖像画がずらりと並んでいます。

早稲田の歴史を振り返りながら、富岡コレクションである陶器の数々を、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。(さ)

展示情報

期間:2016年1月30日(土)まで、10:00~17:00(入場は16:30まで) ※日曜祝日閉館

会場:會津八一博物館2F 常設展示室 ※入館料無料

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