場所: 會津八一記念博物館 撮影: 2015/12/14
現在、會津八一記念博物館において「早稲田大学エジプト調査50年のあゆみ」が開催されています。
1966(昭和41)年9月、タンカー「東海丸」が、当時、早稲田大学第一文学部の学生であった吉村作治氏(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授)を学生隊長とする学生5人を乗せて、兵庫県の相生港からクウェートへ向けて出港しました。その後、エジプトで合流した川村喜一講師(後の教授)とともに実施したナイル川流域の遺跡を対象としたジェネラル・サーベイが、現在の日本のエジプト考古学の基礎を作ったと言っても過言ではありません。
それから50年の歳月が過ぎようとしています。現在、早稲田大学エジプト学研究所は、数か所におよぶエジプトの現地の遺跡での発掘調査および保存修復作業を毎年、継続しておこなっています。今回、早稲田大学のエジプト調査50年を記念して、これまでのエジプトにおける調査・研究のあゆみを写真や資料で展示します。また、現在、エジプトで進行中のプロジェクトも広く紹介し、早稲田大学のエジプト学研究の全容をお伝えします。
2016年1月30日(土)まで博物館1Fの企画展示室で開催されていますので、この機会にぜひ足をお運びください。(は)
【会期】2015年12月5日(土)~2016年1月30日(土)
【会場】會津八一記念博物館 1F 企画展示室
【時間】10:00~17:00(入場は16:30まで)、金曜のみ10:00~18:00(入場は17:30まで)。詳細は會津八一記念博物館のページをご参照ください。
【閉館日】日曜祝日