2015年11月18日(水)13:30-14:30
早稲田大学国際課とEUIJ早稲田はベルギー貿易大使リリアン・ブルーム氏を講師にお招きして特別講演会「EUがどのように現在の問題に向き合っているか」を開催した。本講演会には、本学の学生や一般の方、そして駐日ベルギー大使館職員など約50名が参加した。
始めに、本学の国際担当理事の森田典正教授が開会の辞を述べ、ブルーム大使や駐日ベルギー大使館への謝意を表した。また、森田教授は早稲田大学と、ULBなどのベルギーの大学との良好な関係を説明し、今回のイベントがそうした関係をさらに発展させるきっかけになればよい、と述べた。
続いて、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー大使よりご挨拶があり、大使は本イベントの開催校である本学への祝辞を述べるとともに、日本とベルギーの外交樹立150周年となる2016年に向け、今後も両国の友好関係を更に深めていく努力を行うことを誓った。
リリアン・ブルーム大使は講演の中で、最新の国際政治経済情勢にも触れながら、EU共通通商政策について簡潔で明快な解説を政策立案者の立場から行った。質疑応答の部では多くの参加者、特に若者から多くの質問が出て、活発な議論が行われた。参加者にとっては、国際的に活躍するベルギー政府の高官と直接意見交換を行う、貴重な機会となった。