図書館企画展「アルドの遺伝子」

場所: 総合学術情報センター2階展示室 撮影: 2015/10/19

15世紀の書物から現代ルリユールまで展示されています

アルドの遺伝子を受け継いだ英国の出版社ピッカリングによって刊行された資料

東京製本倶楽部による現代ルリユール装丁

この機会にぜひお立ち寄りください

現在、早稲田大学総合学術情報センター2階展示室において、早稲田大学図書館の企画展「アルドの遺伝子」が開催(2015年11月19日まで)されています。

今年2015年は、ルネサンス時代にヴェネツィアで活躍した印刷出版業者アルド・マヌーツィオが亡くなってちょうど500年になります。「ルネサンス」とは古代ギリシア・ローマの文芸の復興・再生です。アルド・マヌーツィオはまさに、ルネサンスを印刷術の面から成し遂げた一人として知られています。また、書物に様々な工夫を施して、中世のそれから近代の姿へと書物を改良した人物としても知られています。

本展覧会は、アルド・マヌーツィオとその後継者たちの仕事を、さまざまな資料によって振り返り、彼の500年忌を記念するものです。

展覧会は大きく4つの部分から構成されています。第1部は、活版印刷術の誕生からアルド・マヌーツィオ以前のヴェネツィアの印刷物です。第2部は、アルド・マヌーツィオとその後継者およびその影響のもとに刊行された資料です。第3部は、アルド・マヌーツィオに関するわが国初の単行書『アルド・マヌーツィオとルネサンス文芸復興』(東京製本倶楽部、2014年)を、日本を代表する23名の装丁家が独自のデザインと技術によって制作したルリユール作品です。第4部は、アルドの遺伝子を受け継いだ英国の出版社の作品と、今日までに刊行された主なアルド書誌と1994年と2015年に欧米で開催された展覧会カタログからなります。

アルド・マヌーツィオの500年忌に、ルネサンス時代から現代にまで連綿と引き継がれているアルドの遺伝子を、ゆっくりとお楽しみください。(は)

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