場所: 會津八一記念博物館 撮影: 2015/6/24

植物の痕跡が残る縄文土器

圧痕の調査風景

レプリカの採取手順

ぜひお立ち寄りください
現在、會津八一記念博物館2階常設展示室では「土器圧痕からみた縄文時代の植物利用」が開催されています。
本展では、縄文土器にのこる植物の圧痕に注目し、圧痕から植物の種類を明らかにするレプリカ法と、下野谷遺跡における最新の研究成果をご紹介しています。下野谷遺跡は、西東京市に所在する縄文時代中期(約5,470~4,420年前)の集落遺跡です。南関東では最大級の規模を誇り、その一部は早稲田大学東伏見キャンパスに位置しています。遺跡の保存状態が良好であることや、普及活動が市民協働で活発に行われていることなどが高く評価され、2015年3月10日に国史跡として指定されました。思わず見過ごしてしまうほど小さな痕跡ですが、一緒に縄文人が植物をどのように利用していたのかを探ってみましょう。
2015年7月31日(金)まで開催されていますので、この機会にぜひお立ち寄りください。(日曜・祝日は休館ですが、7月20日(祝)は開館しています。)(は)