藪野健・栄誉フェローによる本学の画文集が出版されました

早稲田風景書影早稲田大学栄誉フェローの藪野健氏による画文集『早稲田風景 紺碧の空の下に』が出版されました。

早稲田大学の130年余にわたる歴史を辿りながら、そこに集り散じたひとびとの面影、その時々の躍動感、校舎・キャンパスの四季が、百数十枚の絵画を通して生き生きと描かれています。ぜひお手にとって頂ければ幸いです。

藪野 健 やぶの けん

1943年生まれ。画家。日本藝術院会員。
1969年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
1999年早稲田大学芸術学校教授(~2010年)。
2010年早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。
2014年早稲田大学栄誉フェロー、名誉教授。

「早稲田の記憶」を未来の世代へのメッセージに──早稲田大学総長 鎌田薫

本学・栄誉フエローである薮野健氏が、このたび中央公論新社から『早稲田風景~紺碧の空の下に~』を上梓されますこと、誠に喜ばしく、心よりお慶び申し上げます。

本書では、1882年に東京専門学校(早稲田大学の前身)が創立されてから今日の早稲田大学に至るまでの「早稲田の記憶」が、情感豊かに描かれています。この「早稲田風景」とは単なる校舎をはじめとした建築群の風景ではなく、そこに集り散じた学生、ご父母、校友、教職員、地域の人たち、大学を取り巻く関係者など、その時々の躍動感が、早稲田という風景を通して生き生きと描かれています。つまり、絵画を通して時代、人、場所を描くことにより、普遍的なものをそこに形成しているのです。

私どもでは先人達の礎の上、未来の早稲田大学のために「Waseda Vision 150」を策定し、世の中の為になる、あるいは社会を均整のとれた形で持続的に発展させ、人々に喜ばれ、久々を幸せに出来るリーダーたりうる人材の育成のために、教育・研究のさらなる充実と前進に日々努めております。

その意味で、長い時間をかけて蓄積されてきた「早稲田の記憶」が、本書を通して未来の世代へ承け継がれるメッセージとなることを心から願ってやみません。

藪野健「大正期の早稲田大学」

藪野健「大正期の早稲田大学」

書誌情報

中央公論新社、2015年2月10日発行、定価1,850円(税別)、ISBN978-4-12-004698-8

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WASEDA University

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