早稲田大学スペシャル・コンサート with 日本フィルハーモニー交響楽団

12月10日、早稲田大学文化推進部主催の「早稲田大学スペシャル・コンサート with 日本フィルハーモニー交響楽団」がサントリーホールにて開催されました。このコンサートは、早稲田大学らの学生、そして系属校の早稲田実業中・高校と早稲田摂陵高校の生徒たちが、サントリーホールという伝統ある会場で、日本フィルハーモニー交響楽団という伝統あるオーケストラと共演するという「スペシャル」な企画です。

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出演者は、 関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者の藤岡幸夫氏と日本フィルハーモニー交響楽団。そこに早稲田大学グリークラブ早稲田大学・日本女子大学室内合唱団早稲田実業学校吹奏部・音楽部早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドが加わり、まさに中・高・大の音楽「専攻」生による圧巻のステージが繰り広げられました。

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コンサートは日本フィル演奏の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」によって開幕。会場は一気に崇高な音の世界へと包みこまれました。次に登場した早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドは、世界でもトップクラスの実力を持つ女子バンドとして有名ですが、今回も歌い、演奏し、踊るという、華やかで若さ溢れる演奏を披露しました。会場に来ていた多くの早稲田実業学校初等部の生徒たちも、身を乗り出すようにしてステージを見つめていました。さらに早稲田実業学校吹奏部・音楽部の生徒たちは、同じ楽器を演奏する日本フィルのプロ演奏家の隣に座って演奏し、文字通り共演を果たしました。

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圧巻は、グリークラブと早大・日本女子大室内合唱団、さらに衣装を替え女声合唱に加わった早稲田摂陵高校のウィンドバンドメンバーによる、「タンホイザー」の「歌の殿堂を讃えよう」。気迫と自信にみち溢れた歌声に、オーケストラも熱演で応え、この日一番の感動の一曲となりました。

早稲田大学スペシャル・コンサート

最後に、出演者とフロアが一緒になって校歌および「早稲田の栄光」を歌い、心地よい感動と余韻をもって閉幕となりました。出演者はもとより、会場に集まった若い学生・生徒たちが「一流」と触れた今回の経験は、さらなる飛躍のための貴重な資産になることでしょう。

第1部

  • ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
  • プッチーニ:トゥーランドット(吹奏楽による演奏)
  • ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー(吹奏楽による演奏)
  • アンダーソン:トランペット吹きの休日(吹奏楽による演奏)
  • チャイコフスキー:荘厳序曲《1812年》

第2部

  • ヴェルディ:オペラ《ナブッコ》序曲
  • ヴェルディ:オペラ《ナブッコ》より「行け我が想いよ、金色の翼に乗って」
  • 佐藤眞:「大地讃頌」(カンタータ〈土の歌〉より)
  • ウェーパー:オペラ〈魔弾の射手〉より「狩人の合唱」
  • シベリウス:交響詩〈フインランディア〉
  • ワーグナー:オペラ〈タンホイザー〉より「歌の殿堂を讃えよう」
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