「ちょっと、外にでてみる。」人生の先輩達と”つながる” tsunagaru program

 2014年9月、tsunagaru programの振り返り会が行われました。tsunagaru programとは、学生が地域で頑張っている人や中小企業の経営者に触れることを目的とした、今年度新たに始めた企画です。これが、一般的にインターンシップと呼ばれているプログラムと異なるのは、業務体験が目的ではなく、人に注視することで、社会に対して最初の一歩ふみだすキッカケ作りを目指している点です。大学生活だけではなく「もっと、他の価値観に触れよう!」という主旨で、2014年度、社会連携推進室で同プログラムを立ち上げ、参加学生は、他者との1対1の関係性を築くことで、その多様性や生の価値観に触れ、社会で生きていることの気付きを引出し、学修動機の再確認をします。プログラムは大きく2種類あり、「chiikiru~地域のオモシロい人に会おう~(5プログラム)」と「mochimasu~社長のカバンモチをしてみよう~(6プログラム)」という11のプログラムに、この夏、28名の学生が参加し、それぞれの経験をしてきました。

振り返り会では互いの情報共有を行いました
振り返り会では互いの情報共有を行いました

「mochimasu」のプログラムのひとつに参加した深澤陽介さん(社会科学部3年)は、廃棄物処理、回収、リサイクルの事業を行う会社の社長に迫ると共に、廃棄物の回収作業体験や、役員会議への参加等の経験をしました。

回収作業に参加する深澤さん
回収作業に参加する深澤さん

「朝2時頃に起きて出社し、13時頃まで過ごしました。人が寝ている時間帯にも働く人がいるからこそ、社会は回るということを実感しました」「これから就職活動を迎えますが、正直に言うと今まで働くことに恐怖感を抱いていました。自分が社会に通用するのかと。ただ、このプログラムを通じて、仕事に誇りを持ち、やりがいを感じ、一生懸命に働く方々を見て、“働くことはむしろ人生を豊かにしてくれるものだ”と前向きに思えるようになりました」と語っています。

社会連携推進室設置の目的

社会と大学の連携事業の形態は、きわめて多岐にわたりますが、そのすべてにおいて欠かせない要素は「人づくり(=教育)」の観点です。早稲田大学が考える社会連携は、“教育”以外に制限は設けず、「大学」と「企業、行政、地域」が持つ多彩なリソースとをつなぎ、新しい人材交流の場を創ることを目的としています。

リンク

社会連携推進室 「つながってみた!」〜tsunagaruプログラムVTR〜

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