振り返り会では互いの情報共有を行いました
「mochimasu」のプログラムのひとつに参加した深澤陽介さん(社会科学部3年)は、廃棄物処理、回収、リサイクルの事業を行う会社の社長に迫ると共に、廃棄物の回収作業体験や、役員会議への参加等の経験をしました。
回収作業に参加する深澤さん
「朝2時頃に起きて出社し、13時頃まで過ごしました。人が寝ている時間帯にも働く人がいるからこそ、社会は回るということを実感しました」「これから就職活動を迎えますが、正直に言うと今まで働くことに恐怖感を抱いていました。自分が社会に通用するのかと。ただ、このプログラムを通じて、仕事に誇りを持ち、やりがいを感じ、一生懸命に働く方々を見て、“働くことはむしろ人生を豊かにしてくれるものだ”と前向きに思えるようになりました」と語っています。
社会連携推進室設置の目的
社会と大学の連携事業の形態は、きわめて多岐にわたりますが、そのすべてにおいて欠かせない要素は「人づくり(=教育)」の観点です。早稲田大学が考える社会連携は、“教育”以外に制限は設けず、「大学」と「企業、行政、地域」が持つ多彩なリソースとをつなぎ、新しい人材交流の場を創ることを目的としています。