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図書館に集う学生たち(2)

特集:図書館での学び、叡智との出会い

  • #学生の活躍
  • #施設と風景

Wed 07 May 25

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Wed 07 May 25

司書課程での学びが学習や課外活動にも生きている

専攻の数学に活かされる学術情報検索の方法論

基幹理工学部3年 野坂寧音さん

撮影=西早稲田キャンパス 理工学図書館 閲覧席

撮影=西早稲田キャンパス 理工学図書館 閲覧席

大学に入学した時、専攻以外の能力も身に付けたいと考え、図書館司書の資格課程を履修しています。社会に出て大量の情報を扱う際に、図書館のシステムを知っておくと役立つと思い、司書を選びました。司書課程では、図書館のサービスや図書分類法についての科目が用意されており、資料検索、蔵書の分類、目録の作成、レファレンスカウンターでの対応方法など、幅広く実践的な手法を学べます。

一方、基幹理工学部では数学を専攻しており、自習時間に理工学図書館や理工学生読書室を利用します。豊富な専門書から自分に合ったものを選ぶことができ、試験対策の際に有効です。また、4年生から所属する研究室を選択する上で、それぞれの研究室で使われる専門書を比べる際にも活用しています。

数学関連の資料を探す時は、オンラインの検索システムも便利です。早稲田大学図書館の統合検索システム「WINE」では、学内図書館の所蔵情報だけでなく、オンラインで閲覧できる資料も探せます。数学用語の和英辞典などをパソコンで使うことで、自宅での学習の幅が広がります。

資料探しのノウハウは、司書課程の課題で身に付けられました。「情報サービス演習」という科目は、インターネット上に公開されている情報資源の活用方法を学べます。国立国会図書館の「NDLサーチ」、タイプ別、テーマ別に資料探索法がまとめられた早稲田大学の「リサーチNAVI」、早稲田大学が契約する事典や辞書のデータベース「ジャパンナレッジLib」など、さまざまなシステムにアクセスできることを知り、学習はもちろん、サークル活動の調べ物など、さまざまなシーンで活用しています。司書課程を通して公共図書館における生涯学習のあり方に関心をもったので、今後も図書館のさまざまな活用を試してみたいと思っています。

理工学図書館開架書庫

西早稲田キャンパスの理工学図書館は、理工学系の専門資料を中心とする研究図書館。電子ジャーナル、オンラインデータベースを中心に専門学術雑誌、洋書、参考図書、規格資料、会議録など、約33万冊を所蔵するほか、「グループワークルーム」なども設置される。また別館にある理工学生読書室は、日本語図書を中心に約8万冊を収蔵する。

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