日本文学における日仏共同研究の可能性

日本文学における日仏共同研究の可能性

【日時】316日(月)1500 1600

【場所】早稲田大学政治経済学部3号館915室

【講師】和田博文先生(東洋大学文学部教授)

【コーディネター】宗像和重先生(早稲田大学政治経済学術院教授)

講演題: 日本文学における日仏共同研究の可能性

発表概要: 日本人のフランス体験についての共同研究は、『言語都市・パリ1862-1945』『パリ・日本人の心象地図1867-1945』(2002年、2004年、藤原書店)という2冊の本からスタートした。これは日本の研究者5人の仕事である。その後、2009年~2012年に国文学研究資料館とコレージュ・ド・フランスを窓口として行われた「日本文学における言説編制機能に関する日仏共同研究」(科研費基盤研究A一般)に参加することで、フランスの研究者との共同研究の可能性が開けてくる。それは一方では、2014年秋のパリの川端康成関係行事につながり、他方では、『満鉄と日仏文化交流誌『フランス・ジャポン』』(2012年、ゆまに書房)の刊行につながっていった。15年間ほどの共同研究を振り返りながら、今後の研究の可能性について考えてみたい。

 連続講演会の開催趣旨

 早稲田大学現代政治経済研究所「日本の対外発信」特別部会では、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語、日本語の各文化圏における国際学術交流について、連続シンポジウムを開催中です。各言語の国際ネットワークの現状把握を通し、世界における日本の研究者の国際学術活動の展望を得るための企画です。

すでにドイツ語、ロシア語、韓国語、スペイン語の諸学会、および日本の国際報道に関しては論文を公開中です。併せご覧ください。

 

・早稲田大学現代政治研究所Working Paperシリーズ

http://www.waseda-pse.jp/ircpea/jp/publish/working-paper-j-series/

coming soon 原田康也『言語情報・英語教育関連学会・研究会の国際交流と国際発信』

No.J1409 木下登『スペイン語学文学系学会・研究会の国際交流と国際発信』

No.J1407 西山教行『日本フランス語教育学会の国際化と対外発信』

No.J1406  伊藤英人『朝鮮語研究の国際交流活動とネットワーク-朝鮮語研究会・韓漢語言学研討会等の国際学術交流について(2014年)

No.J1404  黒岩幸子『ロシア文学語学学会の国際交流活動とネットワーク』(2014年)

No.J1302  室井禎之『ドイツ語学文学の国際交流・国際発信 -日本独文学会の国際交流事業を中心に- 』(2013年)

No.J1301  加藤青延『日本の国際放送の実情と課題』(2013年)

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早稲田大学現代政治経済研究所「日本の対外発信」部会

砂岡和子(部会代表 専門:中国語教育,遠隔教育)

宗像和重(専門:日本文学研究)

ソジエ内田恵美(専門:応用言語学、日本研究、政治ディスコース分析)

生駒美喜(専門:ドイツ語音声研究、会話分析、学習者言語の分析)

2015
3/16月
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