日産自動車株式会社(以下、日産)、公益財団法人日産財団(以下、日産財団)、早稲田大学理工学術院(以下、早稲田大学)、ルノー株式会社(以下、ルノー)、ルノー財団、Ecole Superieure D’Electricite(フランス、以下、Supelec大学)は、低炭素社会の実現のために緊密な連携を図り、当該分野の研究に従事する博士後期課程大学院生を対象とする交換留学とインターンシップのプログラム「Zero Carbon Leaders Program」(以下、ZCLP)を10月1日より開始することをお知らせいたします。
ZCLPは1年間のプログラムとなります。早稲田大学から選ばれた学生は、まず日産でインターンシップを経験した後フランスに派遣され、グランゼコールとして高名なSupelec大学へ留学、さらにルノーでのインターンシップを経験します。一方、Supelec大学からの学生は早稲田大学への留学、日産並びにルノーでのインターンシップを経験します。海外留学、日産とルノーでのインターンシップの組み合わせにより、実務を通じて当該分野における将来のグローバルリーダー人材を育成いたします。
Zero Carbon Leaders Program (ZCLP) の目的
地球環境にとって重要な低炭素技術開発を推進する日産・ルノーでのインターンシップと、早稲田大学・Supelec大学での留学とを組み合わせることにより、有望な学生に低炭素社会実現のための実務的な側面を経験させ、当該分野におけるグローバルリーダー人材を育成する。
特徴
・留学と企業でのインターンシップを組み合わせた新規の海外留学プログラム
・日産財団とルノー財団との初のアライアンスプログラム
・日産と早稲田大学との包括連携の拡充
概要
プログラム名:Zero Carbon Leaders Program
対象:博士後期課程学生
予算:一人あたり年間300万円
※Supelec大学における研究費約6000ユーロを含む
開始:2011年10月1日
期間:最長1年間(留学とインターンシップの組み合わせ)
例)早稲田大学からの派遣留学生の場合
10月~12月 日産にてインターンシップ
1月~4月 仏・Supelec大学に留学
5月~9月 仏・ルノーにてインターンシップ
主な研究内容
・次世代電気自動車の開発
・燃料電池
・モビリティ軽量化設計