ゴスペラースなど20名以上のアーティストが歌で支援
9月13日に大隈記念講堂大講堂にてWAVOC presents 東日本大震災ボランティア支援アカペラコンサートを行いました。早稲田大学は、東日本大震災を受けてこれまでに学生・教職員のボランティア1,000名以上を被災地に派遣。各地で様々な復興支援活動を展開しており、本公演による収益金の一部は、東日本大震災復興支援の活動に役立てられます。
早稲田大学は2004年にも「WAVOC presents ゴスペラーズ音楽ボランティア活動支援 チャリティライヴ」を開催。その収益は「音楽活動を通して感動を分かち合うボランティア活動」に充てられ、現在も学生を中心に、音楽ボランティアを行っています。そういった経緯から、ゴスペラーズ、トライトーン、AJI、SOLZICK、根本要(スターダスト・レビュー)という第一線で活躍する方々にご賛同をいただき、開催へと結びつきました。
当日の大隈記念講堂は満員。ステージでは、ゴスペラーズの村上てつや氏(本学OB)が、東日本大震災に関連したボランティアは長期に渡る取り組みとなるため、人や資金の面など、ボランティアへの支援も必要だという想いから開催した、などと今回の開催経緯を話してくださり、場内からは大きな拍手が起こりました。また、人間の声だけで音楽を奏でることができるアカペラを通して、「音楽を元気に楽しむことで、支援のチカラを確かめ合おう」「被災地へ音楽を届けるきっかけにしよう」「応援することをやめないという決意を歌おう」などという力強いメッセージを発信されていました。
アーティストの方々は、グループを越えてのセッションや総勢22名でのセッションを披露し、アンコールも起こり、最後は観客も交えた会場全員での大合唱。2時間半にわたるコンサートは大盛況のうちに幕を閉じました。来場者からは「楽しかった」「感動して涙がこぼれた」「大変心地が良かった」「アカペラとはこんなに広がりのある音楽なんだと知った」などの感想を聞くことができました。
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